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Cast :
T/所 博昭
青の刺客/河合政宏(ごくつぶし)
赤の刺客/Dragon
白の刺客/栗林 元
赤の刺客の声/HASH-ROYAL
(JUNKY WALTZ)
Camera :
murbo
B Cam :
Dragon, 渡辺哲也
Object Create :
murbo
Visual Effect :
殺陣 :
所 博昭
MUSIC :
SAYURI
Direction :
murbo
Special Thenks :
やながせ倉庫
所 憲子
【本編】
約四分

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【予告】
同じことの繰り返しと言葉の無い世の中。
音は自作

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斬のイメージソングではありませんが、ニュアンスは近いです。
青の刺客を演じてくれた、まぁちゃんこと河合政宏さんに歌っていただきました。
一度ワンシーンワンカットで撮ってみたかったのですが、当日ビビってしまい、三カメで撮っていました。
色は、斬の本編にあわせるように色を調節しています。
音は正面カメラのガンマイクです。
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【2007年6月公開】
【解説と言い訳】
事の発端は、長い付き合いの友人が殺陣師というか、アクション関係の仕事をしていて何時か一緒に仕事が出来たらと思いつつ、そういうことが一向に無いので、仕事でなくても無理矢理その場を作ってしまえ、というものです。
ですので、これはほぼ僕の思い出の為であり、アクションさえ撮りきればOKというつもりで作っています。そうは言ってもアクションだけではどうにもならないので、なんとなくストーリーめいたものを付けてあります。今回もPinkフラミンゴの「ともだち」に続き、キャストや殺陣師と当日までほぼ会えず、メールなどでの連絡に留まっています。キャスティングに関しては知人友人の中から、わかりやすくキャラの立ちそうな人でロケのスケジュール(殺陣師が帰郷するタイミング)に合う人たちを探しました。
初期のアイデアでは名古屋栄の繁華街真ん中と地下鉄ホームなどでの立ち回りをかなり若い人選でやるつもりでしたが、諸事情(ロケ地については現実的に無理でしょというのと、キャストに関しては簡単に言うと、断られたのですね)で大幅に変更。
男ばかりの濃いキャストになり、内容も外に向けての暴力ではなく、暴力だけで内情的な表現をすることになりました。却って難しいじゃんか。
ということで、芝居らしきものがつけられないので、音楽に頼りました。曲を情緒的なものにすれば何とかなるんじゃないか?そういう思いで音楽を依頼し、おおよそ思惑は当たったのですが、尺が合わなくなってしまったので、3DCGでラストシーンを追加しました。

光る剣、ライトセイバーというか、ビームサーベル、レーザーブレード、呼び方は何でもいいんですが、これの効果をつけるのに時間食ってしまい、ライトセイバーはもうやりたくないです。やるのならば、お金払ってでも誰かにやってもらいます。
効果音が思ったような音にならなくて、リバーブやディレイのパラメーターをあれこれいじって見ましたが、付け焼刃ではここまでが限度です。

製作に時間がかかりすぎてしまったので次回はテキパキと、ささっと完成させたいです。

【作業について】
まず撮影した映像を繋ぎます。ウチでは実写の場合先に編集してしまいます。その後合成などの作業をします。

次にライトセイバーを発光させます。
画面の一部を発光させるAfter Effectsのプラグインがあるかもしれませんが、ウチでは手作業です。
発光させたい場所をパスで囲み効果をつけます。
手作業の部分は発光させたい場所を囲み、ほぼ一コマづつ移動させます。ほぼなのは動きが早いので一コマづつ変化があるからです。

次に画像全体の彩度と明度を引き締め、シャドウを黒くつぶしたレイヤーを合成します。
上から色を付けます。 難しいことは何もなく、任意の単色の平面を透明度を調整してオーバーレイしています。
こんなことを3DCG部分にもこつこつと指定します。
3DCG部分のモデリングは簡単なデザインを起こしてこつこつ作っていきますが、3Dにしたときの見栄えを考えて、デザインを変更しました。
そのときも一旦デザインを2Dで描き起こします。

レンダリングはAfter Effectで効果や合成をするためにオブジェクトをバラバラにレンダリングします。
光らせたり、消したりも3DCGで出来ますが、レンダリング時間や音とのタイミングを合わせるのに後で調節するほうが、時間も短く作業もやりやすいと思います。
動かないオブジェクトも一枚しか動かしていません。また、オブジェクトの動く尺にあわせて分割もしています。

分割してレンダリングしたシーケンスをAfter Effectsで合成したところです。
場面が違っていますが、ここも分割してレンダリングしているのです。
光る部分以外にも全体の映像としての質感もレタッチしています。このままでもいいのですが、今回は実写パートもあるので、あまりかけ離れた雰囲気にしたくなかったので、地道にプレビューしてビデオカメラで撮影したような感じに近づけていきました。このときの目標はあくまで自分のビデオカメラ(Z1-J)で撮影した雰囲気であって、リアリティを追求するのとは違います。

ラストに出てくる画像は、スチルカメラで撮った画像を平面構成した後に任意にレイヤーに分割し、After Effectsで動かしてシーケンスデータを作り、それをLightWaveで作った円柱に貼り付けて動かしました。その後After Effectsでも若干動きや色を調整しています。

こうして出来た実写や3DCGのシーケンス画像を音楽と合わせ、効果音をつけます。 映像も細かな作業が続きますが、音もぼくにとっては難しく、適切な音を作るにしろ、探すにしろ、大変でした。

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