【2007年6月公開】
【解説と言い訳】
事の発端は、長い付き合いの友人が殺陣師というか、アクション関係の仕事をしていて何時か一緒に仕事が出来たらと思いつつ、そういうことが一向に無いので、仕事でなくても無理矢理その場を作ってしまえ、というものです。
ですので、これはほぼ僕の思い出の為であり、アクションさえ撮りきればOKというつもりで作っています。そうは言ってもアクションだけではどうにもならないので、なんとなくストーリーめいたものを付けてあります。今回もPinkフラミンゴの「ともだち」に続き、キャストや殺陣師と当日までほぼ会えず、メールなどでの連絡に留まっています。キャスティングに関しては知人友人の中から、わかりやすくキャラの立ちそうな人でロケのスケジュール(殺陣師が帰郷するタイミング)に合う人たちを探しました。
初期のアイデアでは名古屋栄の繁華街真ん中と地下鉄ホームなどでの立ち回りをかなり若い人選でやるつもりでしたが、諸事情(ロケ地については現実的に無理でしょというのと、キャストに関しては簡単に言うと、断られたのですね)で大幅に変更。
男ばかりの濃いキャストになり、内容も外に向けての暴力ではなく、暴力だけで内情的な表現をすることになりました。却って難しいじゃんか。
ということで、芝居らしきものがつけられないので、音楽に頼りました。曲を情緒的なものにすれば何とかなるんじゃないか?そういう思いで音楽を依頼し、おおよそ思惑は当たったのですが、尺が合わなくなってしまったので、3DCGでラストシーンを追加しました。
光る剣、ライトセイバーというか、ビームサーベル、レーザーブレード、呼び方は何でもいいんですが、これの効果をつけるのに時間食ってしまい、ライトセイバーはもうやりたくないです。やるのならば、お金払ってでも誰かにやってもらいます。
効果音が思ったような音にならなくて、リバーブやディレイのパラメーターをあれこれいじって見ましたが、付け焼刃ではここまでが限度です。
製作に時間がかかりすぎてしまったので次回はテキパキと、ささっと完成させたいです。