さっと描いてさっと塗る。それを出来るだけたくさん続けやすい方法で。というのを考えていまして。
さっと描くのはシャープペンが良かったです。僕は未だ直接描けないので、下書きを最低限あたりだけはとっています。その下書きは芯ホルダーに赤色芯を入れて利用します。この赤色芯はやわらかいので削りづらく、ほぼそのままで描いていて、細かいところは描き辛いです。そこがいいんじゃないなのです。書き込みづらいので全体の形をとることに集中するのです。そこにシャープペンで描きます。描いたらスキャンしてBL100%の線画にします。漫画で云うすみ入れみたいなものです。
スキャンしてもBL100%ではないので調整にひと手間かかるものの、ペン入れしないのでさっと描きやすいのはないかと。
ここまで作業したら後はパソコンで塗るだけです。パソコンって云うよりPhotoshopです。GIMPでもいいね。複雑なことはやらないので、選択範囲の自動調整が出来れば何でもよいと思う。
線画のアルファチャンネルともう一つ、色塗り用のアルファチャンネルを作ります。塗るのは選択範囲を作ってバケツツールでクリックするだけなんですけど、線画との際が白く残ってしまい、嫌な感じになるのです。これを回避するために線画のアルファチャンネルで選択範囲を作り、その範囲を2pixel程度縮小し、それを新たにアルファチャンネルにします。このアルファチャンネルを利用して色を塗り、、その上に線画レイヤーを載せると白い隙間は出ないのです。ちょっとどころではない面倒くささですが、他所で見かけた一旦白黒二値にしてアンチエイリアスをを強制的に切って色塗りはジャギーが気になってしまうので、もやもやしてたんですよね。
陰は調整レイヤーでトーンカーブか色彩と彩度で任意に明度を下げてマスクを描きます。
他にイラレなどでベクター化する方法もありそうですが、肯定がますます増えてしまうので、といってもここままでも相当肯定が多く、聞いただけだと凄く複雑に感じるくらいだと思います。じゃぁ、めんどくさいから全部手描きだ!としても結局スキャンしなくてはならず、色塗った絵の調整は手間なのです。パソコンで塗っても構わないならそのほうが綺麗に仕上がります。時間も手間も圧縮できる。じゃ、全部パソコンだ!となると、適当ないい加減な線の強弱や気にしていなかった実は気にしていた線のノイズ(ごみという意味ではなく)が無いので手で描いたほうがよいのです。すっきりした描線も気にはなっておりますが、なんかね、そこを道具に依存していいのかなと。手描きでもペンに依存してるので同じなんですが。パソコンでもいつも塗っているように、Painterなどで筆塗りするもの実はさっと塗れるので今回のやり方にはあっていそうなのですが、漫画のような形式でたくさん描くにはあんまり向いていない。塗りたい色をそのままキープすることが出来ないためです。色の数値をメモしておいて毎回入力するなど方法はないことは無いのですが、全ての色となるとものすごく手間なのです。全てではなくても自分の書き方には向いていないので、今回の方法でとりあえず何とかならんものかと。
という練習の為に描いております。