60年代の東宝特撮映画のざっくり調査

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60年代の日本の映画に登場するおっさんは馬鹿みたいにヘビースモーカー。今見ると単にこらえ性の無いだめな人に見える。

やたらモノを投げ捨てる。例えば飲み物の入っていたビンを一飲みして海に投げる。河原で石を拾って投げる。今なら右下に小さく※あとで拾いに行きました。とテロップを入れなくてはならないレベル。これで気がついたのは、21世紀の今は小石を投げることもほぼ無い。

やたらと気狂い(きちがい)と言う言葉を使う。少し常識から離れたことがあったり、度が過ぎることに対してあっさり気狂いだ。すぐ人を馬鹿にするし、差別もする。子供向けの怪獣映画でもこの傾向は強い。それも差別が良くないことを描写する為でなく、単に差別している。

どういうわけか、知らない人や部下を「君(きみ)」としか言わない。名前を聞きなおすことも無い。常に知らない人は突き放すように第三者だ。
特に60年代の東宝特撮は台詞が直線的でそういう印象を持った。人との接し方が分からないような印象を持ってしまった。東宝特撮だと毎回同じような性格の同じような職種が登場する。

60年代東宝特撮の怪獣ものは殆ど怪獣同士の対決で、それは興行上の問題からきている。

こういったことも60年代の東宝特撮映画を再現するならば踏襲しなければならない。

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