
鉛筆削り。以前からなんか変だと思っていた絵を描く人の削り方だ。出鱈目に刃を当てていて仕上がりが汚い、芯を細長く出すには汚い形に削らないとできないのか。と思っていたが、よく見てみると刃を当てる位置が違った。角ではなく面に当てていたのだ。さらには抉るように削っている方が多く、それは汚い形になるし、角、エッジを落としていないので削ってできたエッジが一番高い部分になるので汚れがつきやすくなるのだよ。
手回しの鉛筆削りの削り屑の形がきれいで、削り器の宣伝に使うくらいだ。その削り器で削ると絵の中の向かって左の鉛筆の形になるのだ。これをナイフで削ると五回刃を当てれば出来上がります。芯を細長く出して削ることも問題ないです。何で細長く出したいかといえば面を塗りたいからです。それなら木の部分を全部削って、面を塗る専用の鉛筆を作ったら良いです。持ち帰るのが面倒というのは方便です。筆や彫刻刀は複数使い分けますよね?僕はできるだけ一本で完結できたら良いと思いますが、相違していない人や教えている人が大勢いるので、専用鉛筆を作ったらいいと思いますよ。
それはともかく、僕は制作物も道具もできるだけ、できるなら綺麗なものが良いなと思います。