log about me gallery motions esquisses SKUNK-TV store contact
ヴェネツイア クイーン
MARIBU SKIN. trailer
objects making
ヴェネツィア クイーン movie
Performance :
MALIBU SKIN.(はづき,野々村剛司,宮部俊幸,森清朋也)
姫(special thanks)
Camera :
Sanpei Masaaki, murbo
Object Create :
murbo
Visual Effect :
murbo
Derection :
murbo
Special Thenks :
石原美術
まさご座
【2005年制作、約4分51秒】
【解説と言い訳】
この映像は元々MALIBU SKIN.から依頼で、ライブハウスE.L.L.の発行するオムニバスDVDマガジンに収録する為に制作を開始しました。
しかし、ここで要求されている尺が3分30秒と今回のヴェネツィアクイーンに対して中途半端なのと予算の都合などもあり、映像に関しては僕の自主制作とし、フルコーラス制作してオムバスDVD用に短い尺を作る(と云っても時間が来たらフェードするだけですが)事にしました。

スケジューリングが難しく、納期も比較的短かったので出来るだけがんばるといった感じで制作に入りました。
これまでSKUNK-TVとして短い映像は撮っていたのですが、その時以上にロケ地が決まらず、また、バンド以外のキャストも難航し、最初は三歳の双子の女の子が出る予定でした。が、諸事情でNGに、最終的にシンプルにバンドメンバーだけで行くとことにしました。
ロケ地に関しては、最終的に石原美術の石原さんが快く引き受けてくださり、非常に助かりました。撮影時には音出しまで手伝っていただき、なんてお礼を言っていいやら。
特別出演してもらったストリッパーの姫さんには、舞台終了後にもかかわらず特別に踊ってもらえて、これも感謝です。最初は通常の舞台を若干拝借できればと考えていたので。

撮影の前日まで長いこと雨が降っていて外での撮影を心配していたのですが、これまでの撮影と同じように、前日までどんな天候であっても当日は必ず晴れるという幸運に恵まれました。
これは個人的なことですが、あまり体力があるほうではないので、日差しが強すぎるのも困るので絶妙な晴れ具合(やや曇りがち)も移動量の多かった今回の撮影では助かりました。

小道具に関しては、自分が作る映像は必ず何か出てくる内容を考えているので、今回も作りました。具体的なことは別のページで。

その他に絵も登場させる予定で描きましたが、ちょっと違うかなと言う判断を下して今回は登場させませんでした。
その他実写映像ももう一本作れるくらい撮ってますが、きりがないので決め打ちします。

字コンテと称する覚書も書きましたが、それを元にパズルを組んでいくようには作りません。
アニメならともかく、せっかくキャラクターに脳みそがついてるんですから自由に動かすべき。
そうは言っても大体は決めてますが。
撮った映像や作った映像を音にあわせて繋いで行きます。基本はカット編集。撮って切って繋ぐだけです。
ああ、カメラ振るってますね。ダメじゃんか。

以下合成などの解説

gousei01
実写合成カット。単純な合成なので左右で四角いマスクで合わせれば良さそうですが、微妙に影があったり、反射があったりしたので、比較的回りに影響を与えていない方をパスでマスクを作り合成しました。
gousei02
このカットの何処を合成しているかと言いますと、外にある掲示板です。
ここにロケ地(画廊)の案内やポスターが張ってあったので、消してMALIBU SKIN.のCDジャケットを入れました。
単純に暗くしてもいいんですけど、それではあんまりなので合成しました。
hana_color
途中に何度か出てくる極彩色はサボテンの花です。自宅で咲いていたものをスチルで撮影してPhotoshopで重ねてからAfterEfectsで動きをつけました。
それらをもう一度重ねて使ったりもしています。
heya_color01 heya_color02
heya_color03
カラコレです。僕は元々テレビなどの映像制作をしていたわけではなく、印刷物のデザインをするグラフィックデザイナーとして仕事をしていました。今でもしてますけど。
ですので、実写画像をいじるのはPhotoshop登場以降ver.3くらいから静止画で始めました。それも自己流です。
そこから派生して映像を作っているのでこれまた自己流です。
テレビの基準信号などあまり気にせず作っていきます。しかし、これは印刷でも同様ですが再現できる色に限りがあるので、多少はそのことを念頭に置きます。
上から元の映像、トーンカーブをいじったもの、その上から色をかぶせたもので完成です。
トーンカーブをいじるだけでもよかったのですが、川のシーンと変化を付けたかったので上から色をオーバーレイしました。
作りながら試行錯誤もあるので、効果はできるだけ実映像とは分けてつけた方が後便利です。
hime_color01 hime_color02
ダンサーのシーンのカラコレです。本当はもっと素の照明で撮りたかったのですが、踊りにくいとのことで、若干照明に色を付けて撮影しました。
微妙にピンクでぼかしが入っている色にしたかったので、元の映像の上に色の調整をしたレイヤーを重ねています。
kawa_color01 kawa_color02
川のシーンです。室内からパッと明るくなるよりはちょっとよどんだ感じにしました。
調整レイヤーでトーンカーブをいじっただけです。

  Copyright (c) 2005 1001sec. , All rights reserved.