SPACE ADVENTURE

Animation, Sound and Direction : murbo

【2009年12月3日公開】
【本編】 00:03:14:34

映像のタイトルに使用したフォントです。
Windows版とMac版のTrueTypeを作成しました。フリーウェアとして公開しています。

映像に登場するマシーンに使用したフォントです。
Windows版とMac版のTrueTypeを作成しました。フリーウェアとして公開しています。

[アニメーションについて]
オブジェクトがキーフレームで移動する練習だけのつもりで作りました。ですので、宇宙戦闘機が右から左へ飛ぶ以外は全部おまけなのです。おまけばっかりの食玩のようなものですね。
出来るだけローポリゴンを心がけたのですが、ムダにポリゴンを増やしてしまった箇所もあり、レンダリングに時間がかかってしまいました。それが積もり積もって製作時間も長くなり、予定を大幅に遅れて何とか完成しました。
making090405a

 

 

 

 

 

以前ダンスイベントのオープニングムービー用に作った宇宙船を大幅にリメイクして登場させました。エンジンや居住ユニットなどの配置はそのままで結果なんですが全部作り直しました。

making090405b

 

 

 

 

 

テクスチャも分かりにくいですが、それなりに描いております。タイリングできるようにパターンを作り、タイリングした上にノイズ的なものを重ねています。ノイズ的なものであってノイズ画像じゃないですよ。
宇宙船のテスト映像。

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次に登場する大砲衛星も以前作ったものの大砲をビーム砲に作り直しています。映像中ではビームは発射しません。以前作った時は目が殆ど見えなかったので、ある程度見えるようにしました。
大砲衛星のテスト映像。

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主役の宇宙戦闘機は子供の頃に描いたマジックハンドの付いたタイムマシンを思い出しながら作りました。最初は1機だけの登場予定が寂しい感じになりそうだったので三機飛ばしました。
テクスチャーは出来るだけ手描きするようにしています。

making090418bマークは作っている時にたい焼きを食べていたので、それを参考にたい焼きをマークにしました。
この文章の上にもあるようにタイトルを含めた番号などのフォントはすべて自作しました。自分なりにフォントのストックも欲しかったり、映像内にフォントの使う権利関係などめんどくさいなと思ったので、どうせ面倒くさいなら作ってしまおうと。自主で作ってるので関係ないかもしれないけど、ごちゃごちゃ云ってるなら作ったほうがねぇ、いいんじゃないかな。

making090426a敵メカと戦うシーンはあとから考えました。もともとは単に戦闘機が飛んでいればいいだけだったので。
それでは寂しい気がしたので、蚊をモデルにデザインしたのがこれです。蠅にすればよかったかもしれない。どこが蚊か蠅かと云われてもどっちでもいいかもしれないね。

making090427c

 

 

 

 

 

たくさんいると気持ち悪いか物々しい雰囲気が出たら意図は伝わってると思います。
これのテクスチャも手描きしています。

making090523b

 

 

 

 

 

 

宇宙戦闘機のパイロット。おまけが一番面倒でした。

making090514a

 

 

 

 

 

 

たこ焼き星人。これのテクスチャだけブロジージャルでささっと作っています。出来るだけダメな感じにしたかった。
たこ焼き星人のテスト映像。

making090605a
 

 

 

 

このシーンを作っている時は、こういう物を作っている心の余裕がありました。

making090622a320破壊シーンはこのように破壊されるオブジェクト(モーフターゲット)をいくつか作り、コマごとに変形させています。
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もうちょっと手際のいいやり方があると思うんですけど、とりあえずこの方法で。利点は自分の思ったとおりに破壊できる。思った通りとはリアルでなくて見栄え重視でと言った意味です。
破片が多いとモーフターゲットを作るのが大変なり。
making090622c320

making090928a

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンダリングしたカットの仕上げです。
making090928b

 

 

 

 

 

ヘッドアップディスプレイ(HUD)の光をヘルメットに映りこませたかったので、ヘルメットに移りこんだ光の部分だけテクスチャを作り別でレンダリングした、映りこみを合成しています。そのままではエッジが立っていてヘルメットに落書きしたみたいに見えるので適当にぼかしています。
その後、色調節して完成です。
making090928c

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ビームやロケット噴射は3DCGソフトで光らせたものではなく、後から合成したものです。合成のためのオブジェクトは3DCGソフトで作成しています。
まず、光っていないオブジェクトだけのカットをレンダリングします。
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その後合成用のビームとロケット噴射の形をしたオブジェクトをレンダリングします。ビームのように伸びる場合は伸びるアニメーションをつけます。
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AfterEffectsなどの合成ソフトで噴射を合成します。噴射オブジェクトをぼかしたりコントラストをつけたりしたものを数種作って重ねます。
r04

 

 

 

 

 

ビームも同様です。ビームが出ている間は本体もその光の影響を受けているでしょうから、その雰囲気を付け足します。この素材はAfterEffectsで適当な色の平面にマスクをつけて作っています。

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最後に全体の色調を作ってカットは完成です。こうやって作ったカットを映像編集ソフトのタイムラインに並べて曲に合わせてカット編集し、効果音をつけていきます。

[音など]
たまには自分で作ってみようと思って自作しました。音ネタをぺたぺた貼って出来上がりーとすると、他所でも聞いたような曲になってしまって残念な感じこの上ないので、全く無い才能を使ってキーボードを弾きました。
一箇所台詞がありまして、それも自分でしゃべってエフェクトをかけました。ピッチ変えてディレイかけたものを二つ作り、片方を反転させてレベルを調整しています。映像を作る時とあまり変わらない方法です。

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