自作スタイラス1.4くらい

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具合が悪くなってきたので、修正した。悪くなった具合はペン先であるビニル部分に穴が開いたのだ。
この一つ前の状態はペン先に補強のOHPシートを付けずに使っていました。制作工程を一つスキップしているので簡単に作ることができるのですが、書いている時の音がうるさいとかビニルに穴が開くという欠点がありました。穴が開くのはビニルと中心を決めていたり、ビニルを画面に押し付ける役目をする棒(団子を刺している竹串を利用)がビニルと離れているために描くたびに負担がかかって穴が開くのです。割と簡単に開いてしまうので短期間しか持たないのです。面倒なのでこうしていたのに、寿命が短くて張り替えにより面倒がかかってしまうので改修です。

材料変えていません。

ペン軸になっている角材。これはそのまま木製です。木製が素材として良いからではなく、単に安いからです。
ペン先のビニルを抑える棒はみたらし団子を刺している竹串。これも良いからではなく、安いからです。偶々手元にあったという事もあります。以前にも書きましたが、この竹串は削ってPCのペンタブレット用のペン先にも使っています。シャレで削って刺してみたら使えてしまいました。以来そのままです。
角材ではなくせめて円柱にしないのかと聞かれることもありますが、ペン先になるビニルを固定するのに平面で固定したほうが反応が良いからです。なぜかは分かりません。円柱で問題なければボールペンからでも作ることができます。
ペン先のビニル。見た目は相当ダサいですが、制作、改修が楽という理由でこのようにしています。先端の中心が見えなくてもよいならば、ポテトチップスの袋でもよいです。アルミホイルは止めといた方がいいかな。
グリップ部分のアルミテープもそのままです。必要なのは自分が手に持つ部分だけなので、もっと短くても良いものの、なんとなくどこも持っても反応する方が気が楽じゃないかと思って長めに貼っています。

作り方はちょっと変えました。

ペン軸にまずアルミテープを貼りました。これまではビニルを直接木の角材に両面テープで貼ったり、貼らずに上からアルミテープで固定していました。この方法だと貼り変えるときに毎回大量にアルミテープを消費することになるので、先にアルミテープを貼ったのです。
ここに幅10mmに切ったビニルを両面テープで固定します。上からアルミテープを貼って固定するだけで問題ないですが、貼りづらかったので両面テープで固定しました。
止めていたタブレットの画面に設置する部分に10mm四方に切ったOHPシートを貼りました。無くても反応しますが何せすぐに穴が開いてしまうので具合が悪いのです。接着には好きなものでよいですが、今回は両面テープを使いました。たまたま手元にあったからです。ダメ!なのは木工ボンド。当たり前ですがプラスチックは接着出来ません。いやいや何とかなるよ!というのは気のせいです。特にこの部分は負担がかかるのできちんと接着ですよ。
これで以前の状態にはできました。

ここから改修した点です。

OHPシートと押し付けていると同時に中心を確認するため(本来、これがやりたくて自作している)の竹串を固定します。これまでは固定していませんでした。フリーです。むしろ空間が開いているくらいでした。この状態だと実は中心が竹串からずれていたのです。なんでこれまで固定しなかったかと問うならば、スタイラスに角度をつけて使えないからです。ずっと立てたままでないと反応しない。で、固定したのは竹串とOHPシートの間を木も接着できるプラスチック用の接着剤で埋めるのです。これは透明なことが多いので今回の用途には向いているのです。
使った接着剤はボンド GPクリヤーです。

どうかと思ったんですが、一応若干スタイラスを倒しても使えています。ちょっと書いていて抵抗あるかな。反応はすごく良いので使い勝手は良いです。
で、数日後、パキッと取れまして、取れるとOHPシートの上で滑るので大変都合が悪いのですが、きちんと押さえていれば問題なく使えています。やっぱり竹串パーツとOHPシートは固定したほうがいいなあ。中心がきちんと分かるし、ビニルも傷つかないし。うーん、先端部分はシリコンがいいかな。接着しなくても摩擦で固定できるし。ゴムでもいいか。まぁ、ちょっと考えてみよう。

と、ここまで書いておいてなんですけど、ペン先が見えてほしいとか出来るだけ細いペン先が良い(かといって0.5mmなどには仕様上出来ない)とか思わなければダイソーなどで売っているスタイラスで問題ないです。

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