PCのデータを移動するために、かつてOSごとクローンを作ったHDDを利用した。クローンを作ったままになっていたものをそのままPCに繋いだら本来は3TBあるはずなのに48GBと280GBとか2つのパーティションが表示されるだけだった。ここで故障は辛いと思ったが、実はこのPCがubuntuのため、改めてWindowsに繋いで確認すると半分以上が未割り当てになっていました。
もう一つのボリュームで良いのでまとめてフォーマットすることにしましたが2TB以上のボリュームでフォーマットできません。困った!で、調べたらGPTディスクに変換すると2TB以上のボリュームでフォーマットすることができるようです。これはパーティションが切られているHDDでも同様で今回の場合もそうでした。
GPTディスクってなんだ?
GPTはGUID Partition Tableの略で日本語だとグローバル一意識別子パーティションテーブル、GUIDはGlobally Unique Identifierの略で日本語だとグローバル一意識別子。全然わからないやないか。UUID(Universally Unique Identifier)の一種でソフトウェア上でオブジェクトを一意(一つの情報が特定できる状態)に識別できるようにするための識別子なんだけど、更にわからんやないか。既存のMBR(マスターブートレコード、もう、そういうのがあるんだよw)からの置き換えでより大きなデータを扱えるようになるんだ。MBRでは2TBまでのデータしか扱えなかった。だから3TBのHDDを認識できなかったのだね。それでGPTに変換してからフォーマットすれば3TB全部一つのボリュームとして認識できる。
ということをやりました。
そのうちGPTだけになるんだろうけど、うちにはMBRの物も多いので何かあった時用に変更する手順のメモ。
タスクバーのwindowsマークを右クリックしてディスクの管理を選択。
任意のHDDかSSDを選択する。このときにボリュームではなく、フォーマットするディスクの名前の書いてある部分を右クリックします。じゃないとGPTディスクに変換がでてこないです。
ここでGPTディスクに変換を選べばサクッとOK。
跡はこれまで通りにフォーマットすれば(ここでは)3TBのボリュームの出来上がりです。