Performance : Pinkフラミンゴ(KEN、TAKUYA、KO→SUKE、TAKA)
Camera, Visual Effect, Derection : murbo
Special Thenks : Yamada family
【2007年制作 約4分47秒18】
【解説と言い訳】
ブルートーンという名古屋の上映会イベントの19回目に急遽参加することになり、手持ちがヴェネツィアクイーンしかなかったので、それを持っていきました。
このイベントの司会をしていたのがPinkフラミンゴのKENちゃんで、何かあったら連絡したいので映像出品者の連絡先を教えて欲しいということになり、何かあればよろしくどうぞと、良くあるシチュエーションになりました。ここまではよくある話です。
数日が過ぎてKENちゃんから電話がありました。ファーストアルバムの曲のPVをいくつか作りたいので、そのうちの一曲を担当して欲しいとのこと。何かどころか、具体的にありました。諸事情あって、コンパクトに撮ることになりました。
毎度おなじみの外ロケなので、ロケ地探しから始まります。希望は小学校だったのですが、これまた諸般の事情(言い出すときりが無くネガティブでくどいので言いませんが)でNGとなり、じゃ、通学路と道草した公園っていうシチュエーションに切り替えて探しました。
たまたま小学校の隣に広めの公園があったり、知り合いの子どもが通う保育園の運動場代わりの公園がいい感じを出していたのでその周辺を使うことにしました。
今回は撮影前にメンバーと会うチャンスが無く、充分なコミュニケーションが取れなかったので、アー写とフルアルバムPink魂についているDVDを何度も見たり、曲を撮影まで毎日ことあるごとに聴きました。本来なら会っておかなければならないのですが、スケジュールの都合上こういう事もあります。そこをいかに埋めていくかも作ることの一つだと思います。
それを補うという訳でもありませんが、ロケ地までの移動の電車内でメンバー同士で写真を撮ってもらいました。面識の少ない人にいきなりあれこれ撮られても,
最初からリラックスしての撮影はプロでもなかなか大変です。
今回は裏ストーリーとそれを元にラフな字コンテを作り、それにあわせて撮っていきました。
割とオーソドックスですが、カメラが一人だけだったのでマルチで回すことが出来ず、何度も同じことをやってもらわなくてはいけませんでした。自分の中ではカメラを二、三台使って数回テイクを繰り返すというのが好きです。
12月下旬の外での撮影だったので日差しの変化を気にしながら、午前中で撮り終えるようにスケジュールを組み、ほぼ予定通り撮りきれました。もしものために別撮りしたエキストラショットもあるのですが、今回は使わずに済みました。もう少しイントロが長かったら入れたかったシーンもありますが、それはまた次回。
毎回色をかなりいじっているのですが、今回はノスタルジックになりそうでならないように考えたつもりですが、どうでしょうか? 彩度を落とすと懐かしくなっちゃうけどね。
今回はこんな感じ。
彩度を極端に落としているところは、白黒じゃなくてカラー写真が色落ちしてモノトーンになった雰囲気で(ということは懐かしくしたかったのか)。色が乗っているところは、やや彩度を落し、元画像をぼかしたものを薄く乗せ、その上からイチョウの葉を撮った写真の彩度を調整したものをぼかして乗せています。