vtk pv gift

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【2010年12月21日公開】

発端はUSTライブでした。
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giftのphyさんよりUSTライブをやるからカメラを担当して欲しいと依頼があり、配信。全てが上手くいったわけじゃないけど、今後に活かせる配信になったのでそれはそれでよかったね。だったのですが、後日イベントがありそれに出演するのでUSTできないかしらん。とのことだったので、僕が参加していいのかどうか不安でしたけど、そこは恥の掻き捨て。まぁいいじゃないですかということで参加してきました。
仕込が順調に進みすぎたので、やることなくて困りました。それくらい順調。順調なのは素晴らしいことです。しかし一番重要なネットの上り速度が十分出なくてUSTどころではなかったのでした。3Gじゃ仕方ないよね。根本的なところを確認していませんでした。
それも含めてお試ししようじゃないかということなので、これも経験ということで。やはり回線も含めて自前で用意しないといけないね。まさか東京の真ん中でネットに繋がらないとは思いませんでした。
UST出来なかったからといって突っ立っていても仕方ないので、撮影はしました。毎度の全部撮って後から音に合わせて編集です。慣れたやり方なので方法自体は問題なく、問題は会場が暗かったことですね。撮影のためのイベントではないのでその辺りは想定内でしたが。
撮った映像はこつこつ切って繋いでカラコレして何とか形にしました。
これです。そのうちの一曲vtkです。

そして引き続きvtkのプロモーション映像も作りました。
ミュージックビデオじゃなくてプロモーションビデオなのが味噌です。30秒程度のお知らせムービーなのです。何のお知らせかと問うならば、giftのアルバムknow the worldのお知らせです。
お知らせでもせっかくなので作りこみたいところです。作りこみたいのに素材が最初に登場したUSTライブをRECしたもの。これがどういうわけかやたら画面サイズが小さくてどうしたものかと、まぁまぁ泣きそうになり、少々ごまかし作戦を考えたりしました。実際は何とか使えたのでなんとかなったかな。

[作り方]
まずUSTライブをダウンロードします。これはアカウントをもってないと出来ないのでphyさんにやってもらいました。これのフォーマットがflvなので編集できるフォーマットへ変換します。僕はaviにしました。
後は音にあわせて映像を切って繋ぎます。カラコレはその後です。そして文字を乗せます。タイポグラフィは仕事でもやっていたので、苦手ではないですが、時間軸のあるものや作品的なものに文字を乗せるのはあまり好きではないので、少しだけ時間かかりました。モーショングラフィックが苦手なのもあるね。ドヤ顔っぽい感じが好きじゃないんです。
とはいうものの、適当に文字をタイプしてタイムラインに置けば音とは大体合うので、位置関係を微調整して音に合うようにぼかしたり消したりして作ります。
この時に映像のカラコレも進めます。元が小さな画像なので拡大します。これは単に拡大です。若干インターレースが出てしまったのでそれも修正します。

vtkm01

元画像です。USTではこんな色味でした。

 

 

 

vtkm02

カラコレで色調を変えます。今回はディティールが元々飛んでいますがさらに潰しています。

 

 

 

vtkm03

そしてタイポ。自分でやっていても不思議だけと大体タイムラインにフッテージを置けば音にあっているので位置関係の微調整でおおよそ完了します。あとは自分の気持ち次第。

 

 

その上で色をつけてます。いつもそうですが、ディティールをどんどん潰して雰囲気を足す心意気でつけます。全部見えているのがよいことでもないし。

先にも書いたように文字を乗せるのが好きじゃないのでどうしても文字を表示している時間が短くなりがちなので、その辺りを何度も修正しました。
完成したらYouTubeにアップしてもらって、ここで見れます。