何度目かの長屋紳士録を見た。

長屋紳士録(1947年 日本 監督/小津安二郎) おばあちゃんが主人公。で、全然いい人じゃない。悪人と言う意味ではなく、昔の人は情に厚くて的じゃない。この映画は1947年公開なので充分昔は良かったという時代だと思う。最終…

何度目かの麦秋を見た。

麦秋(1951年 日本 監督/小津安二郎) 凄く良いものなのか分からない。ストーリーは普通に見える家庭の普通に見える事柄を描いている。 主人公は婚期を逃した人として特殊に設定されている。単に独身なだけなのに凄く謎めいて見…

何度目かのイギリスから来た男を見た。

イギリスから来た男(原題/The Limey)(1999年 アメリカ 監督/スティーブン・ソダーバーグ) オヤジの妄想を実現した映画。このオヤジとは親父で、娘を持つ男ならば無頼ながらこうありたいと思うあれだ。ある意味で親…

何度目かの96時間を見た。

96時間(原題/Taken)(2008年 フランス 監督/ピエール・モレル) 娘を持つ父親なら物凄く痛快に見れる。あるいみおっさんの夢、妄想の具現化じゃないかな。だから主人公に対して凄く都合が良い事が起こる。娘が誘拐され…

何度目かのSPL/狼よ静かに死ねを見た。

SPL/狼よ静かに死ね(原題/殺破狼)(2005年 香港 監督/ウィルソン・イップ) 演出も絵作りも目茶苦茶荒い。ラストのカットなんで悲劇なのにコントだ。この荒さが味になってると思った。このラストは絵としてアンタッチャブ…

何度目かのシン・シティを見た。

シン・シティ(原題/Sin City)(2005年 アメリカ 監督/ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー、クエンティン・タランティーノ) 漫画だね。かっこいい漫画。漫画をどうやって映画にするか考えて作られている。 スト…

何度目かのラッキーナンバー7を見た。

ラッキーナンバー7(原題/Lucky Number Slevin)(2006年 アメリカ 監督/ポール・マクギガン) チリンのすずを思い出した。チリンのすずとは、やなせたかしさん作の絵本だ。狼に母を殺されたチリンという羊…