何度目かのミンボーの女を見た。

ミンボーの女(1992年 日本 監督/伊丹十三) テーマへの着目点が素晴らしく、それが自分の生活の周囲から発見していることも良いなと思います。 柳葉敏郎さん演じる鉄砲玉ですら知的に見えるのは監督自身が反映されているんだろ…

何度目かのア・ホーマンスを見た。

ア・ホーマンス(1986年 日本 監督/松田優作) 全体としてはVシネマみたいで優秀な映画といえないかもしれない。でも役者のエネルギーが物凄く高くて圧倒される。演技を楽しむ映画。これはないんじゃないかという内容を役者の熱…

何度目かの蜘蛛巣城を見た。

蜘蛛巣城(1957年 日本 監督/黒澤明) 物語がシンプルで見やすかった。展開も飽きが来ない。飽きないと言いながら連続で見るのはきついよ。 黒澤映画の時代物は蜘蛛巣城を何度もリメイクしているように感じる。全然違うんだが。…

何度目かの太陽を見た。

太陽(原題/ロシア語原題: Солнце, 英題: The Sun ロシア、イタリア、フランス、スイス 監督/アレクサンドル・ソクーロフ) 天皇陛下をキッチュな感じで優しさと共に演じられていて、好きな感じがする。チョコレ…

何度目かの十二人の怒れる男を見た。

十二人の怒れる男(原題/12 Angry Men)(1957年 アメリカ 監督/シドニー・ルメット) 窓からたまに見える天気が部屋の中の状況を表現していて、はっとさせられる。 12人のおっさんが密室でしゃべくるだけの映画…

何度目かのVフォー・ヴェンデッタを見た。

Vフォー・ヴェンデッタ(原題/V for Vendetta)(2006年 アメリカ、イギリス、ドイツ 監督/ジェームズ・マクティーグ) 台詞で物語が進んでいく映画。その言葉が哲学的な雰囲気をかもし出しているので重い話に見…

何度目かのバットマンビギンズを見た。

バットマン ビギンズ(原題/Batman Begins)(2005年 アメリカ 監督/クリストファー・ノーラン) 最初に見たときはどうしたいか分からなかったが、完全無欠の富豪の正義のコスプレおっさんの活躍を期待しているか…

何度目かの野良犬を見た。

野良犬(1949年 日本 監督/黒澤明) 拳銃を盗んだ奴を追うために街中を歩き回るシーンは、製作時の今を撮っている。 建物の並びや雰囲気は、ちょうど今の田舎と呼ばれる地域くらいの町の感じじゃないかな。   調書取ってると…

何度目かのイージー・ライダーを見た。

イージー・ライダー(原題/Easy Rider)(1969年 アメリカ 監督/デニス・ホッパー) バーなどで壁にプロジェクターでリピート再生すると馴染んでいると思う。オチは主人公が唐突に銃殺されるので、客の後ろでなんとな…

何度目かの隠し砦の三悪人を見たよ。

隠し砦の三悪人(1958年 日本 監督/黒澤明) ワンシーンでずーっと話している姫の前でずーっと姿勢を変えずに立ったまま。この間の表情はどうだったのだろうか。途中で同行することになった女も顔を伏せたまま。この顔を伏せるこ…