図書館の帰りにあちこち寄ってみた。

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風邪を引いてしまって数日咳がひどくて頭痛まで引き起こしていたがやっと回復してきたので、借りた本の返却日だったことあり多分体調は問題ないだろうと出掛けてみたら案の定ダメダメで、偶然知り合いに会わなければ倒れそうだった。会ったので喫茶店で休憩できたのが良かった。この一週間であった選挙とか地元のサッカーチームとかの話をとりとめもなくしていたらストレスが抜けたのか、若干回復しつつ、トイレに寄ったビルのテナントで昔のゲーム機の筐体を見つけたり、この一週間前を通って気になっていた画廊の展覧会をちら見してきた。

図書館でやっていた水彩画のグループ展よりこちらの個展のほうが好みだった。水彩は誰かに教えてもらって描いた感じがしていた。水彩でもこんなにリアルに描けますとか精密に描けますよ、凄いでしょうみたいな気持ちが出てて、それはそれでいいかもしれないけど、僕は良くないなと思った。たまに印刷されたものより実物が良い。肉筆最高!と聞くのでそういうものだと思いこんでいたが、プラモの箱絵の印刷物よりエモーションや立体感とか躍動感のようなものが感じられなかっただよね。 アニメだとカメラの視点とかレンズを意識するとかたまに聞くけど、水彩画だからかそういうことはまったくなく、風景や人物でも自分の目の高さやパースを切ったようなそれが望遠的でもなく、割と漫然というか、自分もそういう絵を描いてきたし描いているとは思うんだけど、久しぶりにただただ絵を見ることをしてみるとこのような部分が目についた。でっかい絵ばかりで良かったんだけどねぇ。
その後に行った画廊の個展は立体感とかリアルとかアニメでいう情報量の多い絵ではないが作家の個性がきちんとあり、テーマやモチーフが身近なものから考えられていることも説明無しで絵を見ていても良いと思える部分だったと思う。画廊のオーナーと話しているうちに自分も少し絵を描く話になり、人に話せなかった絵などに関する話をしてみたらこちらもガス抜きになったようで、風邪もすっかり良くはなっていないが気分としては晴れやかになってきた。多分一年前にになるグループ展のリターンマッチをしようとその割には気持ちの中が解決しないままだったり、画廊とか展示できる場所をふわふわと探してみたりしてて、ここの画廊の二階で貸しギャラリーやってるから使ってみたらいいよといわれ、そのまま見学させてもらったら会場としては全然OKで。立地は微妙なんですけどね。自分の集客力がないと誰も助けてくれないレベルですwここで展覧会をやるかどうかはともかく、作家の心構えみたいなことを再確認させてくれてよかったかな。
この流れだと気持ち切り替えて前向きに頑張ろう!って落ちなのにそうはならないのは風邪はやっぱり治っていなくて、体力ガタ落ちでしんどいからだ。

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