文字組みがへたくそだと大体グラフィックデザインは全滅だ。

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文字組みがへたくそだと大体グラフィックデザインは全滅だ。
文字組という言葉が分からない時点で止めた方がいい。しかしそうもいっていられないくらいにシュリンクされているので、作戦として明朝体を使わないことだ。ゴシック体だけ使う。これは日本語に限ってだけどね。

創作書体もできるだけ避けた方がいい。つまりは文字組みが楽な書体を使えばいいのだ。
なぜゴシック体の文字組みが楽かと問うならば、ほぼ正方形にデザインされているからだ。日本語の書体は正方形の仮想ボックスの中心からデザインされている。これはどの書体もそうだ。だから上下左右が文字によって空き(隙間)が違う。この空きがゴシック体は比較的均一なのだ。これであればソフトの機能で詰めるだけで悪くない見栄えになるし、ともすればベタ打ち(打ったままで何もしない)でもそこそこ見られる。
ゴシックだけだとつまらないように見えるのはファミリーを使い分けていないからだ。ファミリーとは同じ書体でウェイトが違うものたちの集まりだ。ウェイトは文字の太さだ。一般的には見出しや大きく使いたいときは太い文字を使い、本文など文字が大量に続くときは細めにすることが多い。これをあえて見出しで細い文字にしたりその逆にするなどだ。
もちろんこれは文字組ができないことの緩い善後策に過ぎないので、グラフィックを制作するなら文字組は学ぶべき。

ホワイトボードに専用マーカーでドローイング。

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