iOS Kindle 4.17はiOS端末でAmazonの電子書籍サービスを利用するためのアプリ。簡単に言うとアマゾンで売ってる電子本を読むアプリ。フリーウェア。iOS版は本を買うことは出来ない。
今回のアップデートはアプリの説明によると、
iPad Proのサポート
iPad Pro本来の画面解像度に対応しました。
リフロー型テキストブックのフラッシュカード、ノートブックのエクスポート、向上したノートブックフィルター機能
リフロー型テキストブックで、フラッシュカード、Eメールへのノートブックのエクスポート、さらに豊かなノートブックフィルター機能(章単位のフィルターなど)が利用できるようになりました。
てことなんですが、最大解像度が分からないので書いておくと、2732×2048pixelです。これがiPad Proに対応したという意味です。
しかし、ソースともいえる本のデータの画像自体が対応していないと当然ですが単に拡大されるだけです。
これまでは最大が2048×1536pixel。これを意識してたわけじゃないけど、自分で編集している電子フリーペーパー北極大陸や自分が担当した表紙のデザインなどは左右を1600pixelにしています。天地は成り行き。でも本当に成り行きじゃない。元ねたはA4の印刷サイズだ。全部印刷して問題ない解像度で作ってる。大して意味無いけどそういう準備をすることも練習だと思うので。
今の現物の比率に合わせるべきなのかもしれないけど、現物がPC、iOS端末も統一されていないし、android端末なんて全部に合わせるなんて不可能だ。amazon謹製の専用端末ですら画面比率は統一されていないのでどれかにあわせるというのは考えないほうがよいと思う。解像度も同様だ。
じゃぁ、何に合わせたらいいかというと未来の端末だ。なんだそれ、アホじゃないか。アホなので架空の端末に合わせるんです。そこで、印刷レベルの解像度で紙のサイズの比率に合わせているのです。これだとほぼ問題無しであとから解像度が上がっても対応上等なのです。というはずだったのに、あっさりその上を行く解像度になってしまった。まだ高級機だけの対応なので必死に付きあうこともないと思う。そうはいってもモニター画面の解像度が印刷物を上回るのは早そうだなあ。となると、表示出来る色の範囲や解像度共に印刷以上になると電子本の意味が変わってくる部分があるね。タブレット端末のピンチでの拡大表示も合わせるとよりモニターで静止画を表示することにメリットがあると思う。印刷物はそのまま拡大すると網点しか見えないからね。ジャギったとしてもモニターなら画像が一応確認できる。
まとめられなくなっちゃったけど、思ったのは解像度が上がると電子本に対する意味が変わってくるってこと。