何度目かの大怪獣バランを見た。

大怪獣バラン(1958年 日本 監督/本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)) もう日本の映画だってカラーで作られていた時代なのにモノクロなのは、元々アメリカのTV番組用に作られていたからかな。制作途中で劇場公開が決まったそ…

何度目かの羅生門を見た。

羅生門(1950年 日本 監督/黒澤明) 毎度途中で寝てしまうことでおなじみの羅生門。今度は寝なかったよ!ありがとう!クライテリオン! ということで、クライテリオン版のBDを見ました。レストアが素晴らしいとのことで、期待…

何度目かではない異聞 猿飛佐助を見た。

異聞 猿飛佐助(英題/Samurai Spy)(1965年 日本 監督/篠田正浩) 架空の忍者猿飛佐助をリアルに描く、2014年の今なら良くあるリメイク法だが、多分これはそういうつもりだったのだと思う。しかし、今から見る…

何度目かの七人の侍を見た。

七人の侍(1954年 日本 監督/黒澤明) クライテリオン版のBDを見たので感想。 画面のレイアウトが物語の心情を表している。この映画に限らず、レイアウトの気配りが映画的に感じることだと思う。 人物が画面の中でどこにいる…

何度目かの御用金を見た。

御用金(1969年 日本 監督/五社英雄) 御用金の横領から始まる漁民虐殺にまつわる、家老、浪人、隠密の侍達がどのように生きるかという話。 何だかTV的に感じる物語の進め方と映画的な絵作りで、重い話題を軽快に作っているよ…