本の感想を先に書いておくと、WordPress(以下、wp)について当たりをつけるには良い本だと思った。
内容はすでに古くなっている部分もある。半分以上は今でも使えるものの、その半分以上はネットで調べると有志が解説しているものが殆どだ。そして最新であることが多い。更に便利だ。これはネットのことを扱う以上仕方の無いことだと思う。何だか分からないまま無作為に調べるより、少しても予習しておいたほうが気持ちだけでも先に入っているので調べやすい。つまり半年ROMる必要が無くなる。そういう解説書だと思った。
ということで、wp自体はずっと前から存在は知っていた。それでもインストールしなかったのはウェブサイト作りに一生懸命になれなくなっていたり、現状維持で困らなかったり、サイト作りが仕事の人に別件でwpの導入を薦めても無言で表情も硬かったり、また別件でwpのサイト作りに時間がかかっている人がいたからだ。(後に、前者は金にならないから。後者は技術的に未熟が理由なことが分かった。)
そんな面倒くさいものを、今と使い勝手も見た目もそんなに変わらない無いのに一々作業するのは嫌だと思ったのだね。
とはいえ、amazonのアフリエイトが使えなかったり、blogのcgiが常に開発元に管理されているのも嫌ではあったので、参考書を見つけたきっかけにインストールしてみたのが今だ。
結果として単純にインストールするだけなら全然楽。てのは前に書いたね。見た目もテーマで変えられるし、そのテーマも世界中にたくさんあるから適当に選んでも全然問題なし。テーマの自作も出来る。
あえて言うならテーマの自作が面倒くさい。cssとか全く知らず、いまどきのスタティックなサイトすら作ったことが無い状態だと、金払って誰かに作って貰ったほうがましくらい、面倒くさい。保存とプレビューの時間が作業の三分の一程度占め、しかも3DCGのプレビュー以上に試行錯誤の達成感が無いので、モチベーションを維持しづらい。つまり知らない奴が知らないことをやっているのでエラーが多く、その対処方法も分からないからだ。その上今作ってるテーマよりよくできたものが、無料で大量にネット上にあるから余計に辛い。
辛くても一応は完成する。wpのテーマ作りは鼻くそほどしか理解できていないが、プラグインはそんなにいらないとか、サイトの印象はほぼグラフィックで決まるとか、サイトの見た目のデザインは70点前後の完成度で問題なくて内容の更新を質、量共に充実させることが最優先とかそういうことは分かった。まぁ前から分かってたけど。
ということで、テーマを自作しなければwpはサイト管理に凄く便利だ。