穴を開けたくてドリルを買おうかどうしようか迷った末に自宅を探すとドリルが出てきました。というか、もう一つあって、これをボール盤として使うスタンドの入った箱にオレンジ色のボディのドリルが入っていたのです。
何であったかと問うならば、祖父の遺品です。
これはボディがプラスチック製。もう一つは金属製。どちらが優れているかという問題ではないので、スタンドと一緒に発掘したのでそのまま組み立てて、スイッチオン! 木工用とはいえ、大変へビーメタルな大音量。プラモ用の温いトルクじゃないです。開けたいのはプラスチック(多分ABS樹脂)なので摩擦で溶けるんじゃないかと思う位のスピード。溶けなくても切り屑が刃にまとわりついて連続して開けられるのは二回くらい。部材も結構持っていかれるのでがっちり固定が必要。とりあえず手で保持するにしてもね。
音とトルクに慣れるまではしんどいけど、木工用としての常識的なサイズの径ならあっという間に開く。なかなか昭和過ぎるごつさのドリルだがそれゆえに大変ガッツがある。全然使える。まだサンダーなどもあった。本格的な木工はやらないので稼動させるか未定だけど、出来れば使えるようにしたいね。