パーティションの破損だと思い込んで調べていたら、どうやら自分の思い違いでデータが格納してあるパーティションをフォーマットしてOSをインストールしてしまったことが問題だった。
もう戻ってこないデータはあきらめるしかないが、あきらめ切れなかったので、サルベージツールを探して復旧を試みました。
前にも破損したマイクロSDカードからデータを発掘してたがすっかり忘れていた。今回はフォーマットしているし、勘違いもあってパーティションの破損からの復旧で調べ、結局答えは同じだったがファイナルデータの体験版でとりあえず検索してみた。
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300GB位のディスクだったが、二、三時間かかって検索して出た結果が、どうやら全てではないが欠片ほどは復旧できそうなことがわかったので、Recuvaをインストール。何でファイナルデータじゃないかと問うならば、Recuvaはフリーウェアだからだ。大切なデータなのに金をかけないのはかけられないくらいに貧しいからだ。しかしRecuvaは優秀でファイナルデータを同じくらいの時間で検索し、復旧できるデータは救出できた。でもすんげー時間かかったよ。少しといってもギガ単位なので救出する時間を間違えると徹夜になってしまう。これで復旧できたのは画像とpdf、ムービーにオフィス系のデータを少々。なにせフォーマットを二回してしまったので、探せるだけでもありがたい。しかし、テキストデータが探せないのは悔いが残る。ここで以前に使ったPhotoRecを思い出して、ちまちま検索だ。ここ、『パソコントラブルと自己解決』http://pctrouble.lessismore.cc/software/photorec.htmlが大変わかりやすく助かりました。PhotoRec自体はCUIなため、とっつきにくさがあるが、こっちは必死なのでそれを理由にくじけるわけにないかない。
使い方などは先に挙げたサイトを読んでいただくとして、PhotoRecは検索したら一気に救出してしまう。Recuvaなどのようにファイルを選ぶことはできない。Recuvaもそうだがオリジナルのファイル名は無視されてしまう。まあ、無料なのでそんなものだろう。ファイナルデータはある程度オリジナルの名前を再現してくれるようだ。
てなことで、データ復旧のやり方など大体知ることができた。なくなったデータを悔いていても戻ってこないので、最近いろいろあって辛かったこともあり、これをきっかけに気持ちを切り替えようと思う。
そうそう、データ復旧は目標のストレージの大きさに検索、復旧時間が比例する上にものすごく時間がかかり、救出したデータの合計が元のストレージを上回る可能性もあるので、復旧に当たっては時間の余裕が必須だ。
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[blogcard url=”https://pctrouble.net/software/photorec.html″]