未だにライブハウスについて不思議に思っていることがある。それはスポットライトがなくてバックライトがたくさんあることだ。
ステージのバンドはシルエットになってしまうし、客席はステージからはっきり見えるし、客席は眩しいし、ロックハンドは物凄い恥ずかしがり屋さんなのかと思った。今でも彼らはステージには立っているのに、思ったより自信の無い恥ずかしがりやさんなのだと思っている。と言うと、当のバンドマンは怒るのだろうが、その怒りこそが恥ずかしがり屋さんの証なのだ。
若しくは、バックライトでシルエットになることがかっこいいと思って、それならば常にシルエットになっていれば、ずっとかっこいいと思ったライブハウスのオーナーがそうしているのかなと。変化が無いとかっこよさは続かないんですが。
地方でも小さくてもライブハウスでもステージはステージ。そこのいるのはロックスターであるべきなので、ステージの上がハコの中で一番輝いていなくてはいけないと思ってたんですけどね。そのつもりでビデオも撮ってたんだけど、当事者はそんなことは全然考えていなかったのかもしれない。聞けばよかった。