世界の傑作機 (No.117) 三菱 F-1
資料探しのついでに全く興味の無い自衛隊の飛行機の本を読んだ。形だけいえばキャノピーから後方にかけてのラインのドン臭さとやたら高い主翼取り付け位置、妙に角ばった胴体など、ちっとも良いと思わない。迷彩に関しては日本ならではの工夫もあり興味はあった。
で読むと開発も運用も政治に引っ張られて泣かせるものがあることを知った。F-1は読後もさして好きにはなれなかったが、航空自衛隊の方々の努力なされていたことに関しては理解できた。国を守ることすら政治家の嫌な意味での“政治”のためにまともに出来ないのはどういうことか。