定期的とまではいかないが地元の市議会を傍聴してきた。暇なときは出来るだけ行くようにしてるのです。アホでも勉強したいんでね。
その議場のある市役所ロビーにあった。NHK大河ドラマ国盗り物語の織田信長(高橋英樹)をモデルにした織田信長像だそうだ。信長は分からんが高橋英樹は遠いんじゃないか。今の顔しかなじみがないんで若いころはこうだったのかもしれない。取りあえず、信長感は低いと思う。
今回の議会は市長と一人の議員の質問と答弁のやり取りが良かった。市長は半ば嫌がるようにでも上手いこと質問をかわす答弁をしていた。議会はあらかじめ議員が提出した質問に対して指名した部署の部長、またそこの長、市長などが答弁書を作り、議会でお互いに公開するのです。潔癖な方にはやらせに見えるだろうが、その場で質問して正確簡潔に答弁できる人はまずいないと思うなあ。とはいえ、それでは終わらず、答弁に対する再質問、更に再々質問まであります。再質問以降に関しては議会中にその場で質問も答弁も考えて話しています。この再質問以降を冷静に出来るのが難しいのではないかな。
市役所の職員が自治会を脱退する。とか、隣の県の県庁所在地への転出が多く、その人たちの殆どが元の市の行政サービスについて知らないとか、雑紙回収にサブカルチャーの活用というのがあって、単に広報に漫画使うだけだったり、フレイルというのがざっくり言うと介護状態の手前の状態のこととか、健康年齢を活動寿命とか人口減少社会を生産年齢人口と言ったりするのを知った。
傍聴席がなかなかにぎわっていた。当然良くない。傍聴人が多いことは良いことだ。と言っても四、五人ですけど。しかし、私語はよくない。じじい、喋んなよ。そして今回は地元の岐阜放送によるTV中継が入っていた。固有名詞はどうしようか迷ったが二回目なので書く。どうせ誰も読んでないだろうしな。カメラ二台とアナ一人、多分ディレクター(D)一人。Dはこういう時は一人だが。カメラは議会中に手が空くタイミングがないので仕事するしかないんだが、Dは議員一人分の質問と答弁中にぐっすり寝ていた。見かけたのは二度目だ。アナは仕事がないときに持ち込んだPCでFC岐阜の選手名鑑を作っていた。日オアの仕事の内職なのか趣味なのかは分からんが、カラーコピーを見ながらエクセルらしき表に入力していたが、その差際は緩くもたもたしていた。そして、机の上に誰にもわかるように置いてある特濃ミルクコーヒーキャラメルを見つからないように手で隠してゆっくり取り出し、周りを確認しながら包み紙をさらにゆっくり手の中で開け、あくびかくしゃみを手で隠すようなふりをして口に入れた。これを数回繰り返した。
僕だって仕事中に眠すぎて寝ることもあるし、お菓子どころか食事しながら作業することもある。むしろ積極的だ。だがここは傍聴席であっても議場だ。ルールってあるんだよ。しかも傍聴席の一部を占有してるんだ。ほぼ傍聴人がいないんで現実としてはどっちでもいいが発想として傍聴する市民の権利を奪っているんだ。俺たちTV中継してるしー、公共のためになってるしー。で、あるなら、議場で寝るな。菓子食うな、内職するな。
気になっていた喫茶店が開いていた。雨降ってるし怪我もあるんで、寄るのは今度にしようと思ったものの、いつやってるのか聞いときたくて戸を開けると思った通りの感じのオーナーが登場し、開店時間は午後からなのを知った。休みは気分次第という。それではいつ行っていいやら困るじゃないかwまぁ、ほとんどの日は開店してるそうなので、怪我が治ったら寄ろうと思う。
ダメな感じがよさそうなんだけどな。よさそうなだけなんだよ。