帰宅。今、日本で一番流行っている『介護』をやってきた!
介護はしゃしゃり出ないことだな。一つづつの事柄に想いをのせない方がいい。出来るだけ作業に徹する方が続けやすい。
あと、今元気なおっさんやおばさんのビジネスパーソンとかが身内の介護に関わりだすと、鬼の首取ったかのようにやんや言い出すんだろうなあ。自分の身の回りの出来事にならないと動けないのは賢くないなあと思う。
他所の人が見たら死ぬ寸前みたいな様子ながら、病院の食事を味が薄いって文句言えているので、とりあえず安心だ。文句が言えるうちは生きる意欲がある。
気が付いたことは、あと数年で百歳でも箸がきちんと持てていること。箸で漬物でも小豆でもつまんで持てる。若いときからきちんと箸が持てていれば、健康とか老いとか周囲も確認しやすい。
さすがに握力が弱いのでペンを持つことは難しいが、ペンもきちんと持てると人生の最後に近くなっても美しい気構えで生きていられる。