江戸衣装図鑑(菊地 ひと美/著 東京堂出版 2011)
江戸時代の農民の生活や服装などについて知りたく、本を探していても決定版みたいなものは見つからなくて、それなら町人も調べたら農民までたどり着くんじゃないかと手に取ったのがこちら。丁寧が絵と解説でためになった。絵は著者の手によるもので、つまりもとの絵からの書き写しな訳だけど、元の描写を損なわずに見やすく描かれているので、理解がしやすい。図鑑としてよく出来ているとこれを写真で見たいと思ってしまう。当時はカメラが無いので無茶なことなのは分かってるんだけどね。それくらいよく出来てて参考になります。でも農民じゃないんだよなあ。町人も興味深いんだけどさ。