紙について

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つけペンなどで描く時はちょびっと厚めの紙だと描きやすい。かといって今更ケント紙というのも仰々しいし、もっとカジュアルに描けないものかと思いまして、上質紙に描いています。上質紙とはなにかと問うならば、コピー用紙です。パソコンとかでプリントしているアレです。いいのか?いいんです。だって、線画しか描かないもん。一般的に売られている厚さでも実は全然問題ないときもあるんです。問題があるときとは何時か。思いのほかインク(うちは墨汁)が滲むときです。描いた直後は問題ないのに数秒遅れて滲み出します。そこからはめちゃくちゃ早いスピードで滲みまくります。インクも泣くが俺も泣きます。
てなことで、厚さを変えるとある程度解決するので、厚さを考慮します。特厚ならまず問題ないのですが、コストも考えたいので厚口の90kgを使ったり使わなかったりしています。最初は画材店でPMパッドの代わりとして探してもらった紙でした。厚さなど紙をはじきながらうんうん言って相談です。途中で気を利かせてデッドストックのPMパッドとか持ってきてもらったりしましたが、それでは在庫がなくなったときに俺が泣くしかないので、気持ちだけ貰いました。そうやって、コストと入手のしやすさから選んだのが90kgの上質紙です。凄く普通。線画だけなら十分。あくまでもつけペンでの線画だけなので、それ以外の画材で良い結果が出るかは分からないです。まぁ、鉛筆とかボールペンなら問題無いと思います。実際僕も描いてるし。
マンガを描くようにスクリーントーンなどを貼る作業には厚さ的に問題あるから向いてないかな。
そして在庫が切れたので画材屋さんで注文する前にDIYショップで同様の厚さを見つけてしまい、更にamazonにもあったので、本当にどこでも手に入る安価な紙でありました。

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