青空文庫をKindleで読むために変換する。

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青空文庫の小説などをKindle Paperwhiteで読むために地道にPDFにしていた。PDFと言うよりもテキストデータを普通にレイアウトしていたのだ。かなり地味で時間がかかって面倒くさい。特にルビが。でも自分で好きなようにレイアウトできるのでその点だけ良いと思っていた。
でもルビはしんどい。面倒くさいを越えている。総ルビは辛い。修行だ。答えの出ない修行だ。答えの出ない修行は修行ではないので、変換ソフトを探す旅に出たのだ。
[blogcard url=”http://www.aozora.gr.jp/″]
あった。

AozoraEpub3だ。
探すまでもなく定番のようだった。その前は青PというPDF作成ツールを使ってた。これは強制的に縦組みにしていたのでAcrobatやiOSのiBooksでは表示できるけどKindle PWでは表示できなかったのだ。だから余計に自前で何とかしなくてはならなかったのだ。
[blogcard url=”http://www18.atwiki.jp/hmdev/pages/21.html″]
AozoraEpub3は青空文庫のデータをEPUBフォーマットに変換するものなので、ここからKindle PW用のmobiにコンバートしなくてはならない。そのためにKindleGenが必要だった。何だか昔にこういった作業をしていたような気がするくらい古臭いやり方なので、嫌だなと思ってAozoraEpub3のサイトを読んでいるとver1.1.0b15はmobiに直接変換できるようだったので、テストバージョンだけどDLして使ってみたら、KindleGenがAozoraEpub3と同じフォルダに入っていないと動作しないので、あーやっぱり一発では変換できないのかと残念に思いつつKindleGenをDLして再度挑戦で、変換できた。
[blogcard url=”https://www.amazon.com/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=1000765211″]
とりあえず読めるようにしたいので、細かい設定は何もせずに変換してKindle PWにコピーした。

ちゃんと表示してます。組み方には拘っていないので、縦でも横でも構わないものの、慣れてくると縦組みは読みやすい。これが縦スクロールだと横組みがいいかな。そしてルビです。ルビがなければテキストデータのままでも全然問題ない。売り物にするならダメだけど、自分用だからね。
それでもルビがきちんと表示できるとすっきりする。昔のテキストは今以上にルビが多いような気がする。

KindleGenは必要だけど、AozoraEpub3だけで一気にmobiに変換できるのは便利だ。

EPUBやmobiへの変換はcalibreもよく使われているようだ。
僕もPDFからmobiへの変換に利用してみたが、縦組みとルビに対応していないのか、上手く変換できなかった。
使い勝手は良いと思うし、データの管理も出来るのでこちらを利用してもいいと思う。
[blogcard url=”http://calibre-ebook.com/″]
僕は青空文庫の書式が今のところ気に入っているので、しばらくAozoraEpub3を使っていきます。

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開発者: Apple
金額: 無料

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