またドキュメンタリーを撮ろうと思って撮っています。朝は寒い。
前回と同じ内容なので絵くらいは変えようと思って引き気味で撮っています。
引いて撮っているのは単に以前は寄りが多いから逆にするなんていう単純なことではなく、モチーフになっている人との距離感の問題なのだね。前回は全然知らない人だったのに今回は四年分の認知度が上がっている。つまり知っている人を撮ることになるのです。知っている人を寄りで撮るとただ馴れ合う人になってしまうので、意識して引いているのです。単純に寄りばかりだと画面が苦しいということもあります。特に今は見る機械であるTVが比較的大きいからね。昔のSDサイズ時代だと物理的に画面が小さいTVが多かったから顔アップでも実際の顔面と同じくらいなので、そんなに気にならない。むしろアップでもいいくらいだった。当時のドラマなど今のTVで見るとアップが多くて見ていて苦しく感じるときがある。まあ、そんな具合。
もう一つ被写界深度を浅くしているのは格好をつけているのではなく、プライバシー対策。建物はともかく、映り込んでしまう人々の顔面を自然にぼかしたい。顔だけぼかすのはださいなあと思って、とりあえずこんな具合で。おかげで本人にもピンが合いづらくて面倒くさくなっている。
音は外部マイクを取り付けてRECしてるのですが、カメラの仕様でリアルタイムでモニタできないためにレベル調整を見当でやらなくてはならなく、撮れてはいるけど、う～ん。
