羅生門(1950年 日本 監督/黒澤明)
毎度途中で寝てしまうことでおなじみの羅生門。今度は寝なかったよ!ありがとう!クライテリオン!
ということで、クライテリオン版のBDを見ました。レストアが素晴らしいとのことで、期待していましたが、それに対する感想は“普通”です。というのも、DVDやリバイバルの上映でも画質は眠くてもそんなに気にならなくてね。まあ画面がシャープになっているといわれればそうなんですが、羅生門(という門)のシーンは朽ちた門の質感が迫ってくるようで、そこはレストアのおかげが出ているかな。ということはやっぱり、“普通”じゃなくて“良い”じゃんか。
画面作り、レイアウトがやはり素晴らしい。今からだとわざとらしい部分もあるけど、絵作りで物語を表現しているのは映画だなあと思う。
多襄丸と金沢武弘が戦っているシーンが必死すぎてきちんと戦えていなくて、面白おかしい。実際もあんな感じでじたばたしてるものだったのかな。
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