SketchTimeを買った。

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SketchTimeはiOSデバイス用のペイントソフト。
2012年11月15日現在なら85円。

使えるかどうかとしては、帯に短し襷に流しという古いことを言いたくなる部分がちょいちょいある。しかしそれは他のペイントやドローソフトと同じだ。対価格としては納得できる部分ではある。

と言うことで解説だ。
起動すると一瞬見えるスプラッシュスクリーン。
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その後表示されるのがこれだ。
紙だね。iPod touchの画面では分からなかったけど、きちんと紙のテクスチャが付いている。バックの木目の感じからも仕事用途よりホビー用途を念頭において開発されているのだろうか。といいつつ、割と描ける。
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画面下のメニューを説明しよう。
向かって右から、新規追加、今のデータの削除、ヘルプ、データのリスト(gallery)表示、データのエクスポートなど、描画の再生。
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新規追加、今のデータの削除はタップしたら文字通りそのままの動作をする。ヘルプは簡単な使い方の説明だ。一般的な操作方法が書いているだけなのでスルーしてもいいが、この描画モードはSketchTime独自のものなのでみておくと良い。良いっていってもこれだけなのだが。

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エクスポート先はこれだけある。デリート、複製、データのロックもこのアイコンをタップだ。
データの再生はこのままだと説明しづらいので、何か描いてから説明する。

描くために新規ファイルを作る。
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作った。上下にメニューが登場するので上から説明しよう。
今度は向かって左からだ。Galleryは描いた絵のリストを表示する。中央の三つのペンのアイコンは左から普通のペン。描画モードのあるペン、ペンではなく消しゴムだ。描画ペンは選んだ色のハーフトーンになり、塗り重ねることが出来る。
ペンのアイコンの隣はペンの形を丸か四角に変更できる。
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描いたデータを保存したいときはGalleryをタップすると保存できる。何も描いていなくても保存できる。

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四角から矢印が出ているのはこの三つが出来る。インポートとグリッド表示と描いたものを消去(データ自体を削除じゃない)だ。
グリッドを表示するとこうだ。
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インポートしてみよう。
写真から画像を持ってこれる。以前SketchBookで描いた絵があったのでそれをもってきた。
インポートするときの設定がここで出来る。画面にフィットさせたり90°ごとに回転させたり、グレースケールに変換も出来る。
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絵が下手くそかどうかは棚に上げておいて使い方だ。
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透明度を変更できる。
SketchTimeはインポートした画像に直接描き込むのではなく、描画部分は別レイヤーになっているようだ。
この透明度はいつでも変更可能だ。

そろそろ描く話をしよう。
写真にある画像を下に敷いて描くことが出来る。これはさっきも書いたね。こうやって拡大しながら描ける。
先にSkethBookを使っていたので比較してしまうが、描線についてはあまり綺麗ではない。その文さくさく描けるといいたいが、他のアプリもさくさく描けるのだ。
SketchBookより良いと思うのは長手方向を横にしたランドスケープモードで描けることだ。メニューの位置を気にせずに勝手に横倒しにして描けばいいのだが、描いている方向にメニューがあると描きやすい事は確かだ。
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で、描いていくのだ。描線の先は細くなることは無いが、ペンの動きの速度によって太さに変化が出る。出るのにそれを活かした絵を描いてないな。
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インポートした画像の透明度を0%にすると、当然だが見えなくなる。画像自体を削除することは出来ないが、見えなくすることで描いた絵だけに出来る。後で説明するがエクスポートする時は透明度の設定が生きているので、透明度を0%にすれば描いた絵だけを書き出せる。
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このように再生中にiOSデバイスはスクリーンショットが撮れる。
ここまで描いて一旦保存して、数分経ってから続きを描いた。
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描画記録は保存したところまでではなく、最初に描いたところから保存したかどうかは無関係で今描いたところまでを記録して、そのまま再生している。アンドゥー(やり直し)した箇所は反映されない。
つまり一旦描いた線を消しゴムで消すと記録され、アンドゥーすると記録されないのだ。

で描いたのがこれだ。
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下にずれているのは元がずれているので、そのまま反映してしまった。

書き出してみよう。とりあえず写真へ書き出す。

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回転の設定だ。これは他のアプリでも設定できるね。
Resolutionは解像度の設定だ。書き出すときに解像度も設定できる。しかしiPod Touchでは指定できない。iPadだと出来るのだろう。そろそろiPad買うか。
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BackGroundは背景を付けるか付けないかだ。
透明にも出来る。ってこと。透明具合については別の回で説明する。素材を忘れているのだ。

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写真で確認すると紙のテクスチャは失われている。描いてる時の雰囲気だね。絵を描くときは雰囲気も大切だ。が、出来ればあってほしいね。と言う点も別の回で説明する。背景の透明と一緒に検証する。
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この絵を描いているときに自作スタイラスの画面との接地面が擦り切れたようで反応が極端に悪くなってしまい、実際の書き味と違ってきてるかもしれない。

描いた感触としてはささっと描けるので落書き帳に描く雰囲気かと思う。

ペンの種類が極端に少ないのも色が自分で調色出来ないのも迷わずに書き留めるには良いかと思う。ここできちんと描き込んで仕上げるとは、出来なくは無いけどちょっと違うかな。UIとランドスケープモードと描画を記録する機能がSketchBookについたらいいかな。
でも感覚としてはAdobeIdeasが近いから、あれのUIをSketchTimeみたいにして貰えると使いやすいかも。iPadで描くと左右にメニューがあったほうがいいのかな。
Adobe Ideasは2012年11月15日現在だと850円だから比較するのは良くないな。Sketch Book Mobileは170円。最初に書いたように価格を考えるとお買い得ではないか。

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