グラフィックデザインでのユニバーサルデザインの知ったか

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ユニバーサルデザインとかバリアフリーとか、グラフィックデザインの視点でそれなりに興味はあるので、勉強しようとそれなりの本を読んでみました。
書いてあったのは色の番号とか眼球の中でどのように色が認識されるかとかばかりで、実例が乏しく、どのようにしたら色覚異常でもせめて何を表示したいか判別できるデザインになるかについてはっきり明言されていませんでした。

それが知りたいんだってばw

仕方がないので自分なりに経験も含めて考えてみると、彩度だけでデザインしないことが何より重要なこと。
形や明度でデザインすることがユニバーサルデザインへの近道(ってほど道は長くないが)じゃないかと。

読んだ本などでユニバーサルデザインにあてはまらないデザインは総じて彩度を完全に落とすと全体が同じトーンのグレーになる。例えば背景と文字の明るさが同じになってしまうのだ。
リストなども1,2,3と数字をつけたり重要なものの頭だけ別の形のマークを付けるなど判別がつく要素が二つ以上ない場合が多い。

AdobeのIllustratorやPhotoshopならプレビューできるよ。でもなくてな、結果的にコンピュータを使って作業するにしても考える時点でソフトのプレビューに頼っちゃダメだろ。
で、どうしたらいいのかと思っての形や明度でデザインしたらいいんじゃないのって思ったのです。グレースケールと形の変化で何とかしようってこと。もちろん色がないと楽しくないと思うことが大半なので、そこの解決もしないといけない。彩度もきちんと考慮しつつ、目の前に彩度があっても常にグレースケールのシミュレーションをするのだ。これがグレースケールならどのように見えているか。
そうするとおおよそグラフィックデザインとしてユニバーサルデザインに近くなる。

これを逆手に取るとたくさん色がある場合にまとまりをつけるのに、使っているすべての色の明度を近くしてグレースケールにすると画面が大体同じグレー一色になるようするとかもできる。これはデザインとしてまとまったりきれいに見えてもユニバーサルデザインからは遠くなる。

僕が知りたかったのはこういった直接色彩についてのことだったり、これは良い事例という実際に制作されたものだった。あ、話が回っている。てなことで、グラフィックのユニバーサルデザインについては個別の色ごとにびくびくしていても話にならんので、すぱっとあきらめて明るさと形で理解してもらう工夫をしたらいいんじゃないのかな、色はそのあとで付け足したらいいんじゃないか、当然すべてではないが。って話。

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