一昨日くらいに話してたことで、

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一昨日くらいに話してたことで、
そんなに自虐史観の日本の戦争映画ってあったかな?弱いところや駄目なところのそのまま描いているようなのはあるけどさ。
みんな大好き勝新太郎の兵隊やくざだって、日本の軍を批判してる流れになってるし。五十年、六十年代の映画なら右っぽくて素敵戦争映画かというとそうでもないよ。むしろ事実が生々しく記憶されているだけに勇ましいビジュアルは空虚に見える。
戦時中のハワイ・マレー沖海戦なんか、特撮に関しては解像度や色数の事もあるが素晴らしく見ごたえはあるが、映画としては古いし、右っぽい勇ましさを期待しても実感できるような感覚は得られないと思う。

なにせ負けてる事実と世界的に悪と認識されている国とつるんでいたことは変えようがない事実なのだから、そこを無視して物語は作れないと思うよ。

そして欧米から見た日本の立ち位置とアジアから見た場合は全く違うわけで、白人から見たら生意気な黄色い猿でも、アジアではアメリカと戦った勇敢な国と認識されてる場合もあるし。
でもこれは全体を見た場合で、個別ではずいぶん違う認識も当然あり、どこを描くかだと思う。時代によってその描く場所が違う事も含めて「今」であって、それが商業作品であっても映画なんじゃないかな。

でも、びしっと言えるほど日本の戦争映画を見ていないので自信なさげ。なんで日本の戦争映画を見ないかと問うならば、零戦がきちんと活躍できていた時期を描かない事と、位が上のほうの人たちの意地汚い部分をきちんと描かないから。

といいたかったが、そんなに回りは映画に熱心でもなかったので言いづらかった。

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