友人宅で色塗りの手伝いをしてきました。
最近はパソコンで絵に塗ってるばかりで模型を塗装するなんてのは、本当に久しぶりだった。少々量があったので徐々に感は戻ってきたんじゃないかと思いながら作業してた。
塗料はともかく、筆は持参すべきだったなあ。そういえば、筆やスタイラス、付けペンやクレパスなどのホルダーっていうのか、ペン軸って云ったらいいのかを3Dプリンターで作るのもいいんじゃないか。
筆は軸の部分が穂先の太さに比例していることが多いので、面相筆などは長時間の作業には軸が細くて辛いときがある。僕は面相筆の先だけ切り取って丸ペン用のペン軸(木製)に咲きこんで使っている。太さは解決しても今度は重さが気になったり。筆は主に色塗りに使っているので筆圧はそんなにかけなくてもいいかもしれないが、書き物をしようとすると自分の筆圧が低いために、ペン自体がやや重く感じるほうが扱いやすいと思っている。
実際に重いと感じるくらいのシャープペンと軽いと評判のシャープペンでは、重いほうが疲れも感じず書きやすい。紙への鉛筆ののりも良いように思う。
久しぶりなのは塗料もラッカー系を使ったのだった。いつからかシンナーの匂いでくしゃみが出たり、単純に臭いが気になるようになったので、水性アクリル塗料や更に使い勝手の面倒さからアクリル絵の具で塗っていたのだ。自分が作っているのは趣味のプラモデルであり仕事ではないので、パレットに適当にチューブから出して適当に混ぜて塗れて、筆も水で洗ってリンスすれば良いので気楽なのだ。
あ、リンスとは普通の髪の毛用のリンスだ。これをやっておくと次に塗るときに筆が硬くならないし、長持ちするよ。筆専用のリンスもあった気がするが、髪の毛用でも問題ないよ。
今回は商品なので、定着などの問題から模型用ラッカー系塗料だったのだ。しばらく離れていたからシンナーの揮発性の早さ、高さに慣れずにすぐに塗料が硬くなってしまった。その後の希釈も今回の塗装の都合に合わせるのが難しかった。自分用に適当に塗るならやや緩めに希釈して塗り重ねるなどの方法を取りたいがそれでは時間がかかりすぎるし、タッチが付くのは今回は避けたかったのだよ。
作業中に見せて貰った映画。
インドのSF VFX映画ロボット。
以前から聞いてはいたけど、面白かった。お国柄をきちんと入れ込んでいても最近の映画っぽく出来るんだと思った。
新座頭市 破れ! 唐人剣
香港のアクションスター王羽の人気キャラクター片腕ドラゴンとのバーサスもの。
座頭市映画ではかなり後期になるので、初期の頃の雰囲気を期待されると違う感じがするかもしれない。僕は初期の5作目くらいの雰囲気が好きだけど、こういったけれんが前面に出たような映画でも、ものともしない勝新太郎さんは凄いと思う。
香港版は片腕ドラゴンが勝つ(日本版は座頭市の勝利で終わる)ようで、それは日本では見れないらしい。
これって障害者対障害者でもあるんだよな。
中国超人インフラマン
70年代に制作されたことを考えると、日本よりきちんと出来てる気がしてしまう出来栄え。敵の組織が日本だとエッチなコスチュームの女性は一人か二人なのに対して、これでは幹部と手下みたいな人が女性だ。全身タイツで仮面被ってる戦闘員は性別不明だが多分男だろう。ある意味分かってる設定だ。
登場する車が何故か全部ドイツ車とか、スタッフロールの書体が日本より凝ってたり、アクションは妙にシャープだし、見所いっぱいだ。
他にも数本見たが、適当に集中しないと作業がはかどらないのと、日本で売ってないようなアニメと映画の応酬だったので割愛。
解説付きで見れたのは楽しかったよ。