出先で薔薇公園という標識を発見して気になっていたので、少し早めに家を出て行ってみたら薔薇祭りをやっていた。
祭りに関しては、まあいいじゃないですか。簡単に言うとしょんぼりしてたよ。
公園はこじんまりとしているが、その分、薔薇はぎっしり咲いていた。こちらは良かった。
回ってみると管理の面で残念な点に目に付いてしまうが、言い出すときりが無いし、ならばお前はそれを克服できると言うのかと問うならば、無理なので、言わない。
公園の規模の割には数が多いと思う。凄く密集している。
花は全部薔薇だ。かなりバリエーションがあって見ていて飽きない。
花びらが綺麗なものを探して撮っているので、公園の薔薇全てがこのように花びらが揃い、枯れていないわけではない。
実はかなりの頻度で汚れていたり咲き終わった状態ものがある。この点が残念な点だ。しかし、単に花がら摘むだけの事が大変なんだ。毎日のように花の写真を撮るようになり、少々花に興味が出てきても育てたいと思わないのはこの毎日の地味な作業が待っていて、これを実行することが面倒でたまらないことを知っているからだ。そこまで花に一生懸命になれない。
話は違うが、住んでいる市の水道管理している課が副業的に野菜などの肥料を作り、よい成果物が出来ると宣伝しても中々売れないと話していたのを思い出した。
何故売れないかというと、農家の方が気にしているのはより良いものを作る事以上に病気のことなのだ。虫がつくことや環境の変化など農作物は様々な影響を実直に受けてしまうので病気になりやすい。二言目には病気が心配だ。ウチで家庭菜園をやっている程度でも病気の事ばかりと言っていい。それくらい病気に関してのケアを毎日こつこつやらなくてはならないのだ。
まだ蕾が多かったので、見に行くなら来週のほうがイベントも終わっているので静かに見れるのではないかな。
なんでもそうなんだが、本当に見たいものはみんなでわいわいではなく、一人で静かに黙って見たい。そういうのはビジネスにはならないので一般的には関心ないだろうね。僕は薔薇が見たいのであって、薔薇を見る銭儲けをしたいのではないので。
こうやって様々な種類の薔薇を見るとスタンダードとか一般的とは何だろうと思う。
一般的とか普通なんて、知りもしない勝手な思い込みの暴力じゃないかと思うときもある。
せっかくなので何時撮ってもドラマチックにできればいいんだが、技量がなくてすまんね。
撮ってるときに一丁前の写真家の振りをするのも間抜けなので、こっそり申し訳なく撮るようにしている。
想像上のバラの様な密集しているものでまともに咲いていないものかと探したらこのあたりかな。殆どは汚れているか、花びらが欠損していたり、咲いている時期がばらばらばったりしている。そちらが一般的で、揃って綺麗に咲いているのはそうとう丁寧に手が入っている。
カッブ型の薔薇は咲き加減が分からず、ウチで咲いたときは咲けなかったものだと勘違いしていた。
もう少し撮ったので残りはFlickrで見てください。