たいしたこだわりはないから、その辺の適当な紙に筆跡が残るものなら何でもいいんですけど、それではあんまりなので、長時間書いていても疲れないとか、紙に引っ掛かりが無いものとか、特殊なものや高価なものは入手困難になると困るので、出来るだけどこでも買えるものを選ぶとか、自分で作る道具にも興味があるので自作するとか、適当にやっています。
この絵はボールペンを十本ほど貰ったので、その消化のために描きました。スケッチもボールペンです。下書きは違ったな。何で描いても結局スキャンしてパソコンで仕上がるのだから同じだろうと思ったら、ボールペンの感覚はちょっと出るね。
そして、この絵もCMYKでは表示できない色を使ってしまったので、オリジナルのRGBで見れるのはモニター表示だけですのに、事情があってオリジナルとはちょっと違います。下半分の彩度を極端に落としています。
で、なんにしてもオリジナルで見せることがどこでも出来ないのは、どうなんだろうと思ってここに掲載。これもリサイズしているから完全にオリジナルではないけどね。
宇宙についてのコメントも書けといわれたので、うんうん唸って、ひねり出した。だって宇宙に対して思いなんて何にも無いもん。何も無いからないよとも書けないので、何も感慨すらないという事を悟られないように何も無いということを書きましたのが以下です。そのままではなく、加筆修正しています。権利の問題ではなく、クオリティに難があったからです。
宇宙、それは全てを内包し、全てを無に帰す。とはいえ、浪漫という漠然とした個々の妄想によって、フィクションであったり現実であっても60年代以降、手垢にまみれたこの空間で、果たして今、ここに表現する場として選択する事に意味があるのかと問うならば、必ずしも明確に解を出せるものでは無く、たとえ一応の解答を見出すことがあっても、宇宙という闇の空間は飲み込み、無に帰すのだろう。