シナハンとはシナチクハンティングの略だ。美味いしなちくを求めて今日は彷徨った。
嘘だ!
シナハンはシナリオハンティングだ。シナリオのネタや作品世界の構築のための取材だ。
まずは六軒駅からスタート。
六軒の英語表記はROKKENではなく、ROCKENにすべきだ。
ともかく電車乗ってゴーだ。
ここの駅から電車に乗るのは何年ぶりかだ。駅に来るのはピンクフラミンゴのビデオ撮りに来て以来だ。
着いたー!犬山駅だ。
普通は取材先は明かさないが、自社製作の取材なので、その辺のさじ加減は自分で決められるのだ。
明かしてもネタばれにはならないので明かすのだ。
さらに明かすと犬山城下町は登場しないのだ。登場しないが取材する意味があるのだ。
シナハン完了!
シナハン中はビデオを回していたのだ。
普通ビデオを回すというと撮影をしている意味だが、ウチの場合は本当にカメラを回転させる。しかし今回の回すは撮影という意味だ。
でもあんまり撮らなかった。
意地悪や、隠しておきたいから写真を出さないのではなく、
実は街の景色よりも街の成り立ちについて見聞きすることが今回の目的だったので絵はそんなに要らなかったのだ。
しかし、ビデオカメラをぶら下げて歩いていたおかげで、話すことができた方々ばかりだったので、撮っていないのにすごくビデオカメラが役に立った。ロートルカメラだがまだまだ役に立ってくれる。
本当はね、カメラじゃなくてガンマイクだったり。もっと具体的にはガンマイクとカメラを繋ぐキャノンのケーブルがポイントなんだと思う。
まちの放送室というコミュニティFMに通りを歩く人として少しだけ出た。
アドリブで全く喋れなかったので、喋れるようにしたいのに次に喋る機会が無いね。
ラジオ番組を作ったことはあるが、出るのは初めてじゃないかと思う。
UST番組には出てたけどね。あれは自分で作ってたのでカウントするのは違うかな。
話を聴けたおかげでドラマのアイデアもずいぶんまとまった。
全く別の話のアイデアも出したりしている。これも形になるといいかと思うが、まずは今進行中のものを完成させよう。
そのほか、NPO法人についてや、街づくりについてもなるほどと思うこともあり、最近出かけた中では一番充実したんじゃないかと思う。実り多き日だった。実ってないな、いい畑を作る準備ができた。
そうそう、まだ畑すら作っていないのだ。
そして帰宅。
帰りの電車の写真はどういうことかある。
しかし鉄ちゃんではないので、楽しい写真ではない。
帰りながらもアイデアを出しているのだった。