Ableton Live 10へアップグレードした。Ableton LiveはDAW(Digital Audio Workstationの略。音楽や音を作る総合アプリケーション。簡単に言うと音楽ソフト)の一つでAbletonは開発している会社名であって、ソフト名は単にLiveなため、ソフト名だと生演奏のライブと混同するので続けて書いている。
[blogcard url=”https://www.ableton.com/ja/″]
一つ置きにアップグレードする予定でいたが、バージョン9に有料アップグレードすると10は無料だったのでさらっとアップグレードし、10を待つと、このバージョンからは64bit版しかないのです。先に言えよw 全然アナウンスないんだもん。
Ableton Live 10は64bit版だけです。32bit版はバージョン9までです。
OSを32bitから64bitへ変更する。
仕方ないのでWindows10を64bitへ変更してから作業をしました。文にすれば一行で済みますが、一日かかりました。他のソフトをインストールしてたので余計に時間かかってます。ちなみにWindows10への1年間限定の無償アップグレードをした場合で32bit版を選択してものちに無料で64bit版をダウンロード、インストールすることが可能です。それなんで、やってみたのです。
やることは変更とかアップグレードとか言ってますけど、九割がたクリーンインストールです。プロダクトキーをいちいち入力しなくてもよい点が違います。
まず保険にドライブのクローンを作り、クローンの動作を確認したら、オリジナルのドライブに64bit版をインストールします。
クローンは玄人志向のKURO-DACHI/CLONE/U3を使いました。一年越しでの活用です。
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使い方はこちらを読みました。もともと説明書がなく、なくても使えるものではありますが、挙動などが不明なので解説はありがたいです。
[blogcard url=”http://pcmanabu.com/kuro-dachicloneu3-review/″]
AmazonのKURO-DACHI/CLONE/U3の販売ページの、すとまっくさんのレビューも有志による解説書になっていて便利です。
挙動がわかりづらいことと、3.5inchのHDDがまさか薄くなるとは予想していなかったようで、ケースに刺すときちんと固定されない(コネクタには刺さるので問題ないが枠より薄いので少し傾く)のは不安でした。
クローン作成には時間がかかると予想したので、買い物などをしておりました。帰宅後に静かにクローン完了。
パソコンにつないで問題なく動作したのを確認してと言いたいが、なぜか作業用に同時につないでいたHDDに残っていたOSの残骸を先に認識してしまうのでBIOSで起動ドライブを変更して問題なく起動。次はメディア作成ツールをDLしてUSBメモリにインストールします。
インストールメディア作成
メディア作成ツールはここからDL
[blogcard url=”https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10/″]
USBメモリは8GBあればOKです。
作成手順はここを読みました。
[blogcard url=”https://www.out48.com/archives/1279/″]
文字だけで手順を書くと
メディア作成ツールを起動し、
他のPC用にインストール メディアを作るを選択、
このPCにおすすめのオプションを使うのチェックを外してアーキテクチャを『64ビット(x64)』に変更する。これは32bitOSがインストールされているHDDに64bitOSをインストールするからです。
使用するメディアから、ISOファイルではなく、USB フラッシュ ドライブを選択する。
USBドライブがリストアップされるので、たいてい一つですが複数あった場合は任意のUSBドライブを選択する。
インストールが終わるまで待つ。
USBフラッシュドライブの準備ができましたの画面だ出たらメディア作成完了。
そのまま再起動します。USBから起動して順次OSのインストールを進めます。
Win10 64bitインストール
ウチの事情としてキーボードはUS版(ASCII配列)にします。そのほかは日本仕様でそのままです。
ライセンス認証画面では『プロダクト キーがありません(I)』をチェックします。画面の下のほうにあるので注意しよう。これは32bitから64bitへの変更であることが理由です。
OSの種類は32bit版の時と同じものを選択、インストールの種類はカスタムじゃないと先に進めませんでした。
インストールの場所を選択して……次へ進みたいですが、目的のHDDのフォーマットが違うのでインストールできないと言われます。
MBRフォーマットではインストールできません、GPTフォーマットにしてください。ってことなので、インストールしたいドライブを選んで『削除』をクリック。その後『新規』をクリックして、再度インストールしたいドライブを選ぶとインストールできますと言われるので、やっとインストール。作業中はエラーなど出ると泣けるなあとか思いつつ状況を見守り、完了したかどうかはっきりしないまま64bit版がインストールされ、あれこれ設定されて、いつの間にかインストール成功していました。
ドライブのフォーマットについてはここ読みました。
[blogcard url=”https://freesoft.tvbok.com/win10/install/initializing_drive_for_clean_install.html″]
なにせ状況的にはクリーンインストールなので、使用アプリなどをコツコツインストールして設定してを繰り返し、やっとAbleton Live 10のインストールです。
Ableton Live 10のインストール
手元にインストールするものがないので、Abletonのサイトへ行ってLive 10をDLします。
[blogcard url=”https://www.ableton.com/ja/″]
DLしたら言われるままにインストール。成功したら起動してオーソライズします。ここでもブレーキw オンラインでのオーソライズが三十分以上かかってもできないので、Ableton Liveを再起動してオーソライズを試みてもダメで、オフラインならどうかとやってみたら一瞬で完了しました。
Ableton Liveでオフラインでオーソライズをクリックして表示されるハードウェアコードをAbletonのオフラインでオーソライズページへ入力してダウンロードをクリックするとオーソライズ用のデータをDLするように促されるので言われるままに作業し、そのデータをダブルクリックしたらAbleton Live 10が起動してオーソライズ完了。オンラインでできなかった理由は不明だけど、オフラインでもできるよ、でもこれって結局ネット使うよね。
ということで、無事使用できるようになりました。
ここでちょっとだけ問題があって64bit対応してないVSTiは使えません。フリーウェアだと対応が見込めないものもあり、いつまでも32bitでいいんだ!64bitと32bitどっちが良いか?ではなくて、64bitに切り替えるタイミングはいつか?じゃないかと思います。
てなことで、Ableton Live 10にしたので、展覧会用のOCTA ORCAのサントラ作ろう。