2019年5月25日の話。

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少し勉強会的なものに参加。かなりロングスパンの制作の予習みたいな感じ。会場が図書館だったので終わってからオール讀物 6月号掲載の春日太一「橋本忍と砂の器」を読む。そもそもの話、図書館に雑誌があることを知り、もしかしたらオール讀物もあるんじゃないかと探したらあった。あったので読んだ。春日太一さんはラジオなどの出演も多く、同じ内容なら本人が直接話しているときが口調の勢いなどもあり、読むより聞いたほうが印象が良いのだが、その口調を脳内で再現しながら読むとなかなかな勢いで読め、更に内容の充実感も相まって圧巻だった。映画では父子が流浪の旅に出る理由がハンセン病であったのに、TVなどでのドラマ化に至っては理由が殺人になっていることが気になっていて、それが解決する内容が書かれていたらと希望を持っていたが、これについては書かれていなかった。それが些細なことと感じるくらいに映画にするものなるべきものとは何かを考えさせられる内容だった。

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