マルサの女（1987年　日本　監督／伊丹十三）

凄くマニュアルっぽいことであっても、エンターテイメントに出来るんだなと思わせて貰えた。2013年だと主人公が強烈に際立っていて、その主人公に見ている人が共感できなければいけないことになっている。それが1987年のこの映画にはそんなになくて、物語り全体を楽しむようになっている。その方が映画の賞味期限は長くなるんじゃないかと思った。主人公はわざとらしい見た目を作っているけどね。

関連記事:

何度目かのマルサの女2を見た。 何度目かの新幹線大爆破を見た。 何度目かのミンボーの女を見た。