権利と義務はトレードオフの関係ではない。仮にその関係であるなら納税していたら必ず投票しなくてはならない。(AKBの選挙ですらCDを買っても投票しなくて良い。しかし、あれは人気投票であり、票を金で買う、本当の選挙なら犯罪なので全然良くない)
権利を主張するなら義務を果たせって言う人いるよね。てことは義務を果たしたなら権利を主張しろってことなんだよ。それはしたくないっていうのは権利と義務がトレードオフになっていない。このように政治や社会の話のように見えることも数学的な発想(だよね?)で組み立てられる。基礎的な学習をきちんとしていればこのように別のジャンルでも応用が効くのだ。
義務教育は大人が子どもに教育を受けさせる義務と子どもが教育を受ける権利で成り立っている。大人はかつて子どもであったので言うなれば先に権利を主張しているのだ(実際は違うが、権利を主張するなら義務を果たせ派の言い方に合わせるならば)自分がどれだけ義務は果たせと怖い顔で怒鳴っても自らが先に権利を得てからしか義務を果たしようがないのだ。
(たまに義務教育は悪だから小学校に子どもを通わせないとか言う保護者の方がいらっしゃるようだが、それは虐待なので注意してね☆)
子どもが、なせ勉強するのか? 数学など社会では役に立たないのではないか?とか知恵がついてきたような事を言いだしたら論理的に説明したらいいと良いと思う。みんなの大好きなジブリアニメでおなじみの宮崎駿氏も論理的に指摘するタイプだ。
そしてこのように書いている僕はまともに高校すら出ていなかったというのが、物語的にはケレン味のあるクライマックスになって読みやすいと思うがどうだろうか。