僕のパートのみのメイキング。
モチベーションが上がらないときは先にタイトルを考えたり、書いたりします。手を動かしやすいところから進めるとやってる気がするのですよ。実際作ってんですけど。
筆文字と英語表記が並ぶと高尚そうに見えるんじゃないかとか思って、思わずとも定石としていいんじゃないかと思って書いています。ありきたりなのでどうかと思うけど、この漢字は読みづらいと思うし。筆で書いたこの形だからではなくてそもそも読めないでしょう。それを補完するためにアルファベットで読みを入れようとしています。
字を間違えていました。偏は舌ではなくて牛に口です。気がつくまで半日かかりました。
曲のタイトルはスワンソングといいます。曲では問題なくとも短編映像としては少々ひねりが欲しい。白鳥というならスワンソングのままがいい。しかし、映像のタイトルとなると記号的に見えてしまっておさまりが悪いように思いました。何か無いかなと調べたら白鳥の古名は鵠というようで、本来の発音は「くぐい(2つ目のくに濁点がつく)」ですが、濁らない読みもあるようで、そのほうが音がきれいなので濁らない「くくい」としました。
当然ですが、主宰に話さないといけません。メッセージを恐る恐る出すとあっさり、かどうかはわからんですが、快諾してもらい、映像のタイトルは鵠《くくい》になりました。視覚的にはアルファベットでKUKUIを追加します。レイアウトはまた後日。
画材は墨汁と筆、アルファベットはカリグラフィペン。Pilotのインク瓶に小分けして使ってます。使いやすいサイズなのです。