循環するビデオ#4 part-11 200831

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循環するビデオ#4 KUKUIに登場するキャラクターのスケッチ。A1サイズでライブドローイング的に描いている。

バンドネオン奏者の小川紀美代さんの主宰で始まっているのに、アニメーションとはいえ、多分にキャラクター性が強い作風になるのは押しつけになってしまうのではないか?もっとトラディショナルで土着的な、端的にはアニメマニアが好きなものじゃなくて一般的な作風や出演者が良いのでは?クリーチャーを出すにしても特撮モノ的なデザインラインではないほうが良いのでは?とか思ったりしたが、それかっこいいか?とか、あとから立体物にしたいと思うか?とか、なにより、それらを他人だと思っていないかとか。他人だと思っていないか?というのは、アニメなどじゃない絵画などを描く人の描いたクリーチャーは自分はクリーチャーではないか、関わりがないことを前提にして描かれている。断定調で書いているがそんなに決めつけてはいない。

もっとクリーチャーからの視点があっていいし、見方であってもいいのではないか。それには絵画を描く人たちのような身体性の低い、明らかに他人のような(でなければあんなに醜く、立体感の乏しい形であるはずがない。)デザインでは力がないのではないか?そうか?わからんが。まぁああいうデザインてキモいし、立体から発想していないのでフィギュアにしづらいし、つまんなくね?とは思ったのでフィギュアにしたらいい感じになりそうなデザインにしたが、腰が細すぎて自重を支えられないね。

とはいえ、KUKUIのためにデザインしたものではない。いやなにより元になったイラストすらこのためではなく、自作のフィクションとキャラクターのためのものだ。断片は自分で編集している電子同人誌『北極大陸』に掲載している。

これはロボットなのか、超人なのか、描いている本人もわからないし、どちらでもいいし、もっとライオン的な骨格の顔でも良かったかもしれないが、演出上、人の顔に近くないと困るのでこうしている。

元ネタははっきりあって、そう言えばこのブログにも載せているのでXIGMADとか怪人とかで検索したら出てくると思う。あまり格好良く描けてはいない。

元になる絵を見ながらなのに結構デザインを考えながら描いているので時間がかかる。
特に脚の付け根は気にしている。

肩や腰に目玉を描いたのはこのとき初めて思いついてです。入れるべきかどうしようか迷って結局入れました。手首にも小さい目玉を入れています。そう言えば胸の用わからんひし形のものは浮いていますね。これが心臓みたいなもので、浮いている旨の空間は空洞の設定です。やっぱり立体化は難しいな。

紙に油性マーカー。

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