架空のTVアニメ、宇宙キッドの主人公宇宙キッドには必殺技が無い。結局あんまり気にしていないけど、このアニメがオンエアされている時代は昭和30年代後半で、この頃のアニメ特撮関係なく、主人公の特定の必殺技が設定されていないことが多いようだ。ウルトラマンがあるじゃないかと問うならば、意外とスペシウム光線ばかり多用していない。仮面ライダーにしてもライダーキックは多いが、今度はそのフォームがはっきりしない。なんとなく自由落下しているのだ。アニメになるとさらにボやっとしている。雰囲気の問題で実際は光線銃などびしっと撃ってるのかもしれない。
所謂、必殺技と技を繰り出す一連のフォームが特定していないのだ。
架空の昭和30年代後半のTVアニメのパロディを作りたいわけではなく、適当な雰囲気のみ頂戴したかった。そして、たまたま必殺技を決めていなかったので、毎回敵に合わせた銃を登場させることにした。とりあえず単純な話をでっち上げて、でっかいビームガンとか火が出るとか適当に割り当て、出来上がったらマグナムガンとかファイヤーガンとか昭和30年代な名称に変更し、出来るだけ資料を見ずにスケッチまでした。資料を見ないのは敵メカを資料を見ずにデザインしているので、銃だけ細かく整合性のあるものにならないようにしたいのだ。でもあとで資料を見てしまいがっかりするのだ。グリップ周辺がどうしていいか分からないので資料を当たってしまうだろう。