北極大陸 第71号を配信しています。

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表題の件名でnoteに書いてます。が、こちらでも全文掲載。

電子フリーペーパー北極大陸を大体毎月発行していました。今年に入ってから隔月に変更しました。これもCOVID19の影響、ではなくて、絵を描く時間が欲しかったのです。正確には描く為にゲラを読む時間ですね、ここに時間がかかるのです。締め間際しか原稿は全部は集まらないので時間の余裕が無いのはあんまり変わらないのでした。
北極大陸題71号の話掲載しているのは主にオリジナルの小説とコラムです。小説のジャンルはミステリ、サスペンスが多いですね。僕があえてリクエストしてるものじゃないんですが。一応主宰なんです。言い出しっぺ以外のことは何一つしておらんのですが。何せ文章などまともに書いたこともなく、ましてや小説など考えすら及ばないことです。広告の実制作などをやっている都合上、多少なりとも文に関わってはいますが、あれこれ注文をつけるには力が足りません。元々は自分たちの自作の宣伝用に始めたものであることも理由ですね。あ、ラジオドラマとか放送台本は書いてたね。ああいうのは文章じゃないので意外となんとかなるものです。その場のノリと勢いもありますし。
紆余曲折は、そんなになく割と低空飛行ながら寄稿者の方々の縁で続いています。ほんと不思議です。じゃなくて、感謝です。
さて、僕は一般的な主宰がやらない事をやっています。それぞれの内容に口を挟まず、それぞれの作品の扉を作っています。本業がグラフィクデザイン業であることも理由ですけど、小説、雑誌など、僕は絵があるページを楽しみにしていました。むしろその小説に扉、口絵、挿絵があるか最初に確認するほどです。ほどじゃないです、確認することから本を広げます。ですので、自分で編集するなら扉はかかせないのです。当初は仕事も暇だし、トレーニングも兼ねて全部違う作り方をできないかと比較的時間をかけていました。ところが、たまにある仕事と納期が重なる時などは身動きが取れなり、やむなく量産しやすいフォーマットをそれぞれに作ってそこに沿うように作りました。更に今は隔月で、全部ドローイングになりました。レイアウトはそれぞれ考えて作っています。写真のコラージュや合成、CGなどより手書きは手間がかかるんじゃないかと思われそうですけど、最初のスケッチが出来ればそのままドローイングするだけなのです。元々作る前に簡単でもスケッチはしているのです。ドローイングはそれぞれ画材は変えていまして、ただ自分で描きたい画材を使っているだけですね、つけペンとボールペン、iOSアプリなどを使っています。
表紙の件表紙は最初から写真と決めていました。漫画的なセンスは避けたかったし、絵を描いてしまうと自分の本になるようで気になりました。撮ってるのは自分なので気持ちの問題です。

今回は紅葉です。用意していたのは全然違う写真で、いつも表紙用に撮り溜めているものでしたが、それよりも最近撮ったものでこちらが良いと思えばできるだけ最近のものを優先していました。今年は気温が高いようで紅葉はあまり期待したものではありませんでしたが、半ば無理やり紅葉している木を探しポスプロ、もしくはレタッチという呼び名が相応しいのかわかりませんけど、後でトーンカーブと色彩の調整でできるだけ自然に赤くなるように調整しています。また、どうしても眠くなる傾向があるのでシャープネスもやや強めにかけて、気持ちグローがかかっているように暈しを上から足しています。更にシャドー部分に緑を足して周囲の補色を調整することで赤の立ち上がりを補強するようにしています。
グローっぽいぼかしは全開で乗せるとシャープにした意味がなくなってしまうので、少し掛かっている程度にしています。上から明るくするようなレイヤーや調整レイヤーを乗せるとシャドー部分もどんどん明るくな李、特に署名が乗るところはきちんと黒くしたいので適当にレイヤーマスクをつけたり、該当部分だけ黒いままになるようにしています。と言ったことは大昔のPhotoshopでできるし、使っていないけど、GIMPでも十分作業できます。スマホのレタッチアプリでサクッと加工してもいいかもね。結局自分がどうしたいか明確になっていることが大切だと思います。
まぁあまり見てもらえる機会のない電子同人誌、北極大陸なのでこの機会にぜひDLして読んでくださると嬉しいです。

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