面相筆の軸が細くて長時間描くのがつらい。今になって始まったことじゃないが。
ずっと不思議だった。なぜ筆は筆の大きさで軸の太さが変わるのか。太い方は理解できるが筆が細くなることと軸の径を同時に細くしなくてもいいのじゃないか?というか、軸は長くないか?
といったことを本当にいまさら解決すべく、多分僕の知らないところですでに解決した筆があるのだろうが自分の道具を自作することもやってみたいのでとりあえず軸だけ自作した。
直径10mmの丸棒を適当な長さに切って面相筆の先を接着するだけです。長さはいつも使っているボールペンに習いました。直径も、もじゃなくてこれがかなり大切なので何度か調べて10mmにしました。当初は切ってエッジの面取りするだけでよいと思っていました、しかし、買ったそのままでは表面処理ができていないので若干ざらっとするのです。これが蓄積して描いているときにストレスになるんじゃないかと思って結局表面処理しました。やすってサラダ油塗って磨いただけですが、多少のことでもやるとやらないでは違うと思います。
面相筆は先のところだけ取り出し、軸には軽く穴を掘って接着します。この取り出すときに穂先を固定している部分を割ってしまってその修復に手間がかかりました。接着には合成ゴム系のG17です。木工ボンドでも多分大丈夫だと思うのですが、何せがっちり固着させたい気持ちが先行しました。
軸の穴も浅かった。この辺りはもっと慎重に作業すべきだった。ともあれ、できたのでしばらくこれで描きます。
木製なのにやたらがっちりしている箱。中身はドリルの刃。
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