先に食事が汚いクズ人間のことを書いたので今度は上手い事食べると感心したことを書かないです。書くまでもなく、きちんと見せたいを思ったのでやらなくてもいいのに作ったのがこちらの映像。
サムネイルもレイアウト優先ではなく、フッテージからの切り出しです。疑似的に被写界深度は調整しています。
あ、先にレイアウトの話しとくか。
空間があるからそこに文字を入れるのはよくあることですが、画面全部にぎっちり埋めるのは知性から遠くなりがちなのです。(あくまでもなりがちなだけでバカに見えないやり方はあります。教えませんが。)空間の均衡をとることが大切なのです。文字を書いても花を活けてもそのものではなく、空間をどのように作るかを工夫します。わからないならわかる人に発注してください。
ここで印象的なのは、であると同時に僕が注目した麺を高く上げている部分。これを強調したいのでコピーを並行してレイアウトしています。そしてそのコピーはアカデミアであることに印象を誘導したいので、アカデミアの上、広い空間にコピーだけ存在させて小さな文字だけど目立つようにしています。
色はおいしそう見えるようにカラフルではなく、全体のトーンを揃えるようにしています。いいですか、色が多いと幼く見えるのです。もちろん例外はあります。その場合はトーンを揃えているのです。今回はロジカルが大きなテーマなので少ない色でまとめるように調整しています。映像はマルチカメラで撮影したフッテージを編集しているのでこんなに速く食べているわけではないので虚構であることの表現として色を落としています。(ほかにも顔の向きとか位置とか、変えてはいけないこととか、タイトルのこととか書くことはいくつもあるが、書けば書くほど教科書っぽいので止める。)
でね、きちんと食べるのはとても大切なのです。見ていておいしそうでしょう。実際自分が食べるときもおいしいものがもっとおいしく感じるのです。
客として食事をおいしくする方法は盲目的に生卵を乗せることではなく、きれいに食事をすることだと思いますよ。
ホワイトボードに専用マーカーでドローイング。