何度目かのゴジラ×メガギラス G消滅作戦を見た。

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ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(英題/Godzilla vs. Megaguirus)(2000年 日本 監督/手塚昌明)
2000年以降のゴジラはゴジラの逆襲のリブートを毎回繰り返しているので、リブート具合いを見ていくと興味深い。で、今回はリブートとして楽しく見れた。子ども向けなので細かな設定など甘いことはあるけど一作目をきちんと踏襲している点も良かった。秘密兵器の飛行機が角ばっているのが謎だが、子供には角ばっている飛行機が人気という判断だろうか。今回に限らず、1984以降の防衛軍的な組織は昭和シリーズよりきちんとしている印象がある。よく言われる隊員がちゃらちゃらしているというもの無い。むしろ中高年がやたら前線にいることが気になった。
主人公がゴジラに取り付くシーンもこの映画以外では見られないもので、僕は気に入っている。ゴジラの質感は作り物に見えてしまっていたので、残念だったけどね。話の全体として原発とその代替発電が扱われている点と、ゴジラが原発を襲撃している点に注目してしまった。それは東日本大震災とそれによる福島第一原子力発電所事故のあった今だからだろう。劇中ではさらっと流されているが大きすぎるテーマだ。

これは劇場で見ていて、当時は冒頭以外はつまんねーなーと感想していた。つまんねーとなったのは、子供向けの映画であることをあんまり理解してなくて、子供向けの設定を嫌だと思い、その部分ばかり気にしていたからだ。

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