スタートレックIV 故郷への長い道(原題/Star Trek IV: The Voyage Home)(1986年 アメリカ 監督/レナード・ニモイ)
色々問題があって、ザトウクジラを映画公開年の1986年へ探しに行く話。エンタープライズが序盤に自爆するので、活躍することは無い。凄く残念な気がしたが、オリジナルのTVシリーズではエンタープライズが活躍しない話はいくらでもあるので、そんなに気にすることも無い。自爆はしてないけどさ。
映画でスターをトレックすることはまれで、今回もタイムトレックだ。解決する問題も未知の惑星を探検していて起きたことではなく、地球に降りかかる問題だ。トレックしないことでSFとしてのセンスオブワンダーは物凄く薄まっていると思う。
今回もスポックがキャラクターとしては中心で、初期の映画シリーズはほぼスポックの為の映画になっている。
多分物語はよく出来ているのだろう。見ていて嫌な感じはしないし、多分良い話なんだろう。でも映画ならではの感覚が低い気がして、スタートレックが好きならシリーズで続けて見るんだろうなと思った。公開当時は流行ってたのか、仕事で鯨の模型を作ってたからか見に行っていて、感想は“普通”だった。