例えばリファレンスにしている物事があって、それがとてもダサいとします。リファレンスにしているのですから真似しますよね。
そしてリファレンス先が突然洒落た感じにデザインを変えたとします。向こうが変えるのはそんなに負担がないんです。分かってやっているから。ところがこちらは猿真似なので何をやりたいのかわからないので真似したところでダサいままです。
ウェブやアプリのデザインでもそんなようなことがあった気がします。
模型でも中身は世界最高なのにパッケージが素人レベルのダメデザインのメーカーがあります。大昔からセンスは変わっていないのでたぶん同じ人が担当されているのでしょう。内輪でその件には話題になったものの、怒るから関わらないほうがいいと先輩に言われました。で、同じアイテムが他のメーカーからリリースされたときはとても洒落たデザインで、全く関わっていないのにショックでした。ちなみにパッケージのイラストの話ではありません、パッケージのデザインです。
最初はダサくてもそこに需要があるか分かりませんがデザインがとても洒落てきたAVのパッケージがあります。ジャンルによっては伝統芸みたいなパッケージデザインもありますけど。
当初はともかく年々デザインがまともになっていくことはジャンルを問わずあります。でしたら最初からきちんとデザインすればいいんです。ドイツ軍の兵器は最初からかっこいいです。軍服もね。あれはきちんと理由があって、悪いことをするのにゲロ吐いたみたいなダサいデザインだと誰も仲間にならないからです。悪いことをするけどかっこいい軍服だったら着てみたい。そういう感覚を利用しているのです。
そんなにダサいのが好きなら積極的に松の木おじやをぶつけたような親にしか愛されない顔面の人と一生暮らして、松の木おじやをぶつけたような親にしか愛されない顔面の子どもを作って自分の子孫をずっと松の木おじやをぶつけたような親にしか愛されない顔面のにしたら良いと思います。
ホワイトボードに専用マーカー。