XXXをヤメロ!危険!というのは個人の自由かな。

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XXXをヤメロ!危険!というのは基本的に個人の自由かなと思ったのは印刷物のことで。
QRコードをネットのサービスで作成するとインデックスカラーかRGBなのです。カラーモードが。(カラーモードがわからない方は、制作するものに対応した色の表示の仕組みと思ってください。)

RGBやインデックスカラーをそのまま印刷するとエラーでモノクロに分版されるか印刷が止まります。QRコードは白黒なのでどちらにしてもグレースケールで印刷されるので結果としてはどちらでも良いと判断される方もおられるかもしれませんが、エラーはエラーです。
トラブルのもとなので素材の段階でカラーモードや解像度などは確認しましょう。
どこの誰が困るかと問うならば印刷会社の実作業をされている方々です。ただヤメロとか危険などというものではなく、初歩的な確認の問題です。落ち着いて対応しましょう。
ということで思い出したのがつけ麺のあつもりヤメロの件。
聞いた時はまあそんなものかな程度で、何しろ興味がなかった。
今になって気にしてみると、誰が困るのかなと思ったら、お店の人です。あつもりを食べている人が困るかと問うならば困りません。何故ならば自分はそれが良いと持って注文して食べているからです。SMプレイで、私はXXX女王様の黄金を食べたいと言っても、健康面を心配して止めろという人はいないでしょう。もちろん健康に良くないですが、個人の裁量の範囲で誰も気にしないのではないでしょうか。そのレベルです。
(ところで、あつもりとは何かご存知ない方もいらっしゃるかと思います。僕も知らないですが、ラーメン専門店のオーナーシェフに取材したことを読み下すと、つけ麺の麺を温かくしたものです。ということは、そもそもつけ麺の麺は冷水で締めた冷たい麺なのです。
あつもりヤメロの件は元々冷たい麺として作られたものなので暖かい麺で食べるのはナンセンスであるということです。例えるなら蕎麦屋でざるそばのそばを冷温選択できるが、温かいざるそばは変じゃねぇか?ということです。)
つけ麺がメニューになっているお店はおおよそラーメン専門店です。所謂オーナーシェフのこだわりの専門であることが多いです。メニューはかなりセンシティブなバランスで考えられているので、美味しくいただくならメニューそのままがベストな状態なのです。美味しさを優先するなら大盛りも良くないです。
つけ麺も同様で冷たい麺で美味しくいただける様に作られています。これを暖かい麺にするとお店の考えている範囲から逸脱するので美味しさについて責任が持てないのですね。それでもなんでメニューに載せているかと問うならば顧客のニーズに合わせているからです。いつかどこかのラーメンマニアの人があつもりで食べるのが通であるとしたのでしょう。それをなぞる方々が続出したことによります。客は通であることを向こう三軒両隣くらいまでにアピールできて満足なのでそれで良いと思います。
そしてその満足げな客を見て「ばかじゃねぇか」とお店の方々はげんなりしているのです。
なにせしっかり冷水で締めたつけ麺をさらに暖かくして完成させますからね。こだわりのラーメン店が熱々のラーメンに氷を入れて「すぐ食べやすい様に冷やしておきました!」とか出さないですからね。顧客のためであっても店のメニューを自ら破壊するのは辛いと思います。
この静かな地獄絵図をそろそろ終わりにすべきではないか?という意味ではあつもり止めろとはほんのり思いますが、客が要求し、店が受け応えてしまっている以上、あくまでエンタメとしての話かと思います。
(当然ですが、打開策を出しているお店もあります。)

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