講座の内容については、僕にとってすでに意味はないが、続けることができない性分を改善したいために無理やりでも参加しています。

で、これまでに書いた通り、7回分の講座の構成を講師が考えていないようで、場当たり的に進んでいるのです。今回も物語の構成は起承転結の構成に当てはめます。四は物語に重要な数字らしいのですが、素数ではないので重要な要素の一つに過ぎないです。むしろ三です。三は物語だけで無く、数学でもとても重要です。単に三幕構成とか序破急とか守破離とか日本語でもあるじゃん。削ぎ落とした究極から考えるのが日本的だと思ったが、まあいいや。
起承転結と言いながらやっと自分の著作を作例にしてくれましたが、六部の構成になっていました。四じゃないじゃんw。枝葉が増えるのはいいんだけど、重要であるとか物語は起承転結であるというなら構造として最後まで残っていなくてはいけないんだ。
図を書いて物語の構成を考えるのは個人の自由で構わないが、それを延々押し付けられるのも辛かったなw。
先に書いたように三にしておけば楽なんだよ。なにせ四則計算で解決するじゃん。足し算を例にしようか、A+B=C アルファベットに単語を代入すれば物語だ。物語として辻褄が合わなければ記号を変えればいい。そして物語なので四則にのっとらなくてもいい。足し算のうちは算数だが、四則を例えばなんらかのアクションに変えれば物語だ。あえていうなら物語は数学で作ることができる。
そしてこれは僕だけだと思うが、曼荼羅チャートなどもそうなんだが、図で考えると文章にしづらくないか?どうせ文章を考えているなら最初から文章でよくないか?殆どの創作物の最初は文章なんだよ。
今回は、その自作の発端になったランプのミニチュアを見て何か一ネタ書くことになりました。見た瞬間でざっと出たのであとでChatGPTに文章化してもらったものをリライトします。ズルをしたいのでなくて、一旦別の誰かに書かせたりアイデアを出してもらって視点を変えることは、よくあるんじゃないかな。一人で考える限界などすぐ来るよ。
今回は先月突如始まった、ZINE(同人誌)を作ることのレクチャーもありました。だいたい思った通りでしたが、若いグラフィックデザイナーに完全に知っていることをレクチャーされるのは辛い。頑張ろう。
要は冊子を自作するのです。いつもならin designでレイアウトして冊子プリントするだけで終わりですが、ここではデザインをする人でも工作をたまにする人ではなく、童話作りを学びにきた人なので、言われたことにハードルの高さを感じました。工程上グラフィックのレイアウトができるソフトがないととても難しいし、ハサミやカッターを使わなくてはならない工程があります。ハサミはともかくカッターは今の家庭では使われることはとても稀です。この辺りを質問しても個々に考えてくださいと言われるだけでした。若干どころかとても不親切で無責任だと思いました。自分ができればそれでいいなんてことはないです。それに皆、童話の物語を作りに来たのであって、冊子の工作に来たのではないのです。そしてかかるコストです。コストはお金だけ以外に労力もあります。もちろん、かかる予定のなかったお金もかかることになります。100円くらいいいじゃん。ではないのです。無料と宣言しているのに1円でもかかったらそれは有料なのです。ましてやこのZINE(同人誌)は有料で個人書店で売るのです。参加者20人がほぼ知らない個人商店で誰も知らない作家の同人誌を買ってもらうのはとてつもなく大変です。大変どころか買われることはないでしょう。認知してもらうだけでもとっても大変なんだよ。学生に教えるならここはファンタジーでもいいけど、全員いい大人ですので、説明が弱かったかな。
ということで、現実としては僕はできるので、ノルマの二部のうちの一部を作れば解決するのでそれでいいです。講座としてはダメダメだと思った。
あと二回。しかし、最後に同人誌を提出するので実際はあと一回なんだよw。